オリーブオイル

ボスコのプレミアムなオリーブオイルを試してみた感想を3分で説明!ボスコ・プレミアム・エキストラバージンオリーブオイルは、本物か偽物か?

ボスコのプレミアムなオリーブオイル

お店でよく見かけるオリーブオイルの中で、ひときわプレミアムな印象の気になるオリーブオイルがあります。

ボスコ プレミアム エキストラバージン・オリーブオイル

その人だ。

グリーンマン
グリーンマン
うん、人ではないね。
オリーブオイルだ。

近所のスーパーから大手ショッピングモールまで、どこへ行っても手に入るのが、このボスコのオリーブオイルです。

気になる存在ではあるけど、実際問題、味はどうなの? 偽物のEXVオリーブオイルじゃないの? 本当に本物なの?

などと勘ぐってしまいます。

この記事では、そんな勘ぐってしまうアナタへ、

ボスコ プレミアム エキストラバージン・オリーブオイルって、正直なところ味とかどうなの?

の疑問を解消してスッキリできる内容となっています。

初めに、結論から言ってしまうと、

魚料理や肉料理、炒め物系で使うのに相性よさげ

です。逆に、

食パンに付けたり、サラダに掛けたりする生食用としては、イマイチ

という結論です。

では早速詳しくみていきましょう。ボスコのオリーブオイルが気になる方は、是非読んでみて下さい。

【イタリア品質協会認定】ボスコプレミアムエキストラバージンオリーブオイル(456g)【BOSCO(ボスコ)】

 

Contents

ボスコは、老舗の日清オイリオから出ているブランド

オリーブオイルブランドのBOSCO(ボスコ)は、日清オイリオという会社が作っているブランドです。

日清オイリオは、1907年創業の老舗オイルメーカーで、その前身は「日清豆粕製造株式会社」という社名だったようです。

ちなみに、「日清」の社名の由来は、「日本」と「清(昔の中国)」から来ているそうです。

グリーンマン
グリーンマン
なぜ中国の「清」が入っているんだ?

…それは創業者の大倉喜八郎さんか松下久治郎さんに聴かないと分かりませんが、おそらく、創業当時に中国の大連にも支社があったことから、「清」の字を取り入れたのだと思います(推測)。

いずれにせよ、食用油の老舗メーカーなので、オリーブオイルの品質に関しては、信頼できると思います。

以前、世界中でエキストラバージンオリーブオイルの偽物が出回り、世の中を騒がせた時期もありました。

偽物のEXVオリーブオイルについては、こちらの記事が参考になると思います↓

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話を元に戻しまして、オリーブオイルの味は、メーカー毎にさまざまなので、ここからは、ボスコの高級グレード、「プレミアム エキストラバージン・オリーブオイル」を試してみた率直な感想などを紹介したいと思います。

 

ボスコ プレミアム エキストラバージン・オリーブオイルを試してみた感想とか

ボスコブランドを展開する日清オイリオは、日本では、J-オイルミルズと並ぶ食用油業界の2強のひとつです。

日本の食用油業界の2強
・日清オイリオグループ
・J-オイルミルズ

J-オイルミルズのEXVオリーブオイルは、いつも揚げ物用の油として愛用していますが、日清オイリオのボスコは、まだ試したことが無かったので、今回、初めて試してみることにしました。

今回、我が家が試したボスコのオリーブオイルは、

ボスコ プレミアム エキストラバージン・オリーブオイル

です。

では、詳しく見ていきましょう。

 

(1)オリーブオイルの容量

ボスコ プレミアム エキストラバージン・オリーブオイルの容量は、145g、228g、456gの3種類です。

日本で売られているEXVオリーブオイルは、250ml~500ml前後のボトルが多いですが、145gはEXVオリーブオイルの中でも少ない部類だと思います。

EXVオリーブオイルは、鮮度がとても重要なので、今回のボスコは、早く使い切るために少ない量にしているんだと思います。

毎日EXVオリーブオイルを使うご家庭にとっては、145gや228gはちょっと少ないかな? という印象なので、もし買うなら456gがおすすめです。

 

(2)オリーブオイルの産地

今回のボスコのオリーブオイルは、イタリアのオリーブを使っているようです。

イタリアと言えば、スペインに次ぐ世界第2位のオリーブオイル生産国で有名です。

その他のボスコのオリーブオイルでは、例えばギリシャのオリーブを使っている種類もあるようです。オリーブオイルの種類によって、使うオリーブの国を変えているようですね。

 

(3)オリーブオイルの容器

続いてボスコオリーブオイルの容器を見てみましょう。

オリーブオイルのビン

今回のボスコプレミアムで使われている瓶は、濃いグリーン色の瓶です。

ボスコプレミアム_EXVオリーブオイル_瓶

濃い緑色の容器は、外光を吸収する役割があります。

光が当たるとオリーブオイルは劣化(酸化)してしまうので、今回のボスコプレミアムに関しては、光によるオリーブオイルの酸化は少なそうです。もっと真っ黒な瓶だと、さらに酸化しにくくて良いと思います。

 

オリーブオイルのフタ

ボスコプレミアムの蓋は、こんな感じです。

ボスコプレミアム_EXVオリーブオイル_フタ1

キャップを切り離すと、こんな感じで中身が見えます。

ボスコプレミアム_EXVオリーブオイル_フタ2

日本人に馴染みの深い醤油と同じ方式ですね。

グリーンマン
グリーンマン
オリーブオイルを醤油と一緒にすんな。

プラスチック製のキャップを外すと、中から青臭いオリーブオイルの香りがしてきます。

EXVオリーブオイルの中でも、かなり強い青々しい香りです。

オリーブの香りが強いなぁ

と言うのが第一印象です。

さすが早摘みオリーブを売りにしているだけあります。

オリーブオイルの青臭さは、早摘みオリーブオイルならではの香りで、においが苦手な人も多いですが、実はアンチエイジング効果のあるポリフェノールが豊富に含まれていることの裏付けでもあるのです。

グリーンマン
グリーンマン
なるほど。ポリフェノールが豊富と言うことは、栄養価としては申し分ないオリーブオイルと言うことだな。

慣れるまで時間が掛かるかもしれませんが、ポリフェノールをたくさん摂っていると思えば頑張ってみる価値はあると思います。

オリーブオイルのポリフェノールについては、こちらの記事も参考になると思います↓

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容器は、醤油の容器と同じ感じなので、残念ながら容器にはプレミアム感はありませんでしたが、お客さんへお手頃価格で提供するための企業努力なのでしょう。

ビジュアルでお金を使うよりは、オリーブオイルの本質で勝負している感が伺えます。

さすがボスコです。

 

(4)オリーブオイルの色

ボスコプレミアムの色は、綺麗な透明感のある黄色です。

ボスコプレミアム_EXVオリーブオイル_色

オリーブオイルの色は、オリーブオイルの美味しさとはほとんど関係ないそうなので、色はあまり気にしなくて良いと思います。

 

(5)オリーブオイルの味

いよいよ一番気になるボスコプレミアムEXVオリーブオイルの味です。

まずは何もつけないで、生のオリーブオイルの味を見てみました。

日本人に馴染みのある、サラダ油っぽい風味

でした。

食感は、いわゆるサラダ油の少しドロッとした食感です。

そして、あとから、

苦味と辛味

を感じました。EXVオリーブオイルの中でも、強めの苦みに感じました。

次に、オリーブオイルの香りです。

香りは、

ガツンとくる、青臭いオリーブの香り

でした。

香りも、EXVオリーブオイルの中では、強めの香りです。

そして、オリーブの実のフルーティな香りではなく、青々しい香りです。

日清オイリオの公式サイトで紹介されているように、スパイシー度は、かなり高そうです。

オリーブオイルの強い香りに慣れていない消費者には、クセが強めな印象で、慣れるには少し時間が掛かりそうです。

しかし、青々強い香りが強いということは、逆にみると、早摘みオリーブの香り(青臭さ)が、しっかりしている証拠です。

個人的には、この早摘みオリーブの強みを生かして、焼き魚や肉料理に生で掛けて使用するのが良いと思いました。

早摘みオリーブオイルは、クセが強いので、使う料理も味が濃いめの物が良さそうです。

そして、オイル感も強めなので、やはり肉や魚料理に合うと感じました。

 

ところで、油の代表格と言えば、サラダ油です。

サラダ油とは、植物由来の油の総称で、EXVオリーブオイルと大きく違うのは、「精製された油かどうか?」です。

サラダ油は、精製された油のことを言います。

対するEXVオリーブオイルは、精製されていません。オリーブの実を搾っただけの100%フレッシュジュースです。

つまり、サラダ油は、精製されているため、無味無臭となる訳です。せっかく健康効果の高いオリーブオイルを摂るのですから、精製せずに100%オリーブジュースで摂りたいところ。

オリーブオイルはオメガ9系のオレイン酸が豊富で、酸化しにくい油として有名です。なので、オリーブオイルは、アンチエイジング効果があると期待されています

対するサラダ油は、オメガ6系のリノレン酸が多く、酸化しやすく、アンチエイジング効果とは逆の悪い効果が出てしまいます。

EXVオリーブオイルは、サラダ油とは大きく味と香りが異なり、オリーブの実のオイルではあるけど、ほどんど油っぽさがないです。新鮮なEXVオリーブオイルは、100%果汁ジュースの方がイメージにはピッタリです。そして、フレッシュな甘い香りのオリーブオイルも存在します。

そんなEXVオリーブオイルなので、食パンに付けて食べたりする生食の場合は、油感のないフレッシュなオリーブオイルを食べたいものです。

ボスコのプレミアムEXVオリーブオイルは、食パンやサラダに掛けて食べる生食には向いていないが、焼き魚や肉料理、炒め物などには相性がよい

 

まとめ|ボスコのプレミアムなオリーブオイルを試してみた感想とか

まとめ

ボスコのプレミアムなEXVオリーブオイルを試してみた感想を紹介しました。

結論としては、サラダやパンにつけて食べる生食では向かないと思いますが、一方で、焼き魚や肉料理、炒め物には相性が良いと思います。

炒め物で使っても良いですが、ポリフェノールを豊富に摂るには、やはり火を通さない方が良いです。

焼き魚や肉料理の仕上げに、上からボスコのプレミアムEXVオリーブオイルをひと掛けする。

これがボスコの早摘みオリーブオイルをおいしく頂くポイントかな? と思います。

 

もし、生でサラダやパンに付けてEXVオリーブオイルを食べるなら、キヨエメルガレホコブラムエステートおすすめです。

キヨエは、食パンやサラダにとてもよく合う、上品なオリーブオイルです。

メルガレホは、2020年の国際的なオリーブオイルコンテストであるオリーブジャパン2020で、最優秀賞を受賞しています。

そして、コブラムエステートも、オリーブジャパン2020で金賞を受賞しています。

EXVオリーブオイルは、おいしく生で食べたい! と言うアナタは、是非こちらの「キヨエ」「メルガレホ」「コブラムエステート」を試してみて下さい。

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