この記事をご覧になっているということは、今まさに尿管結石の痛みに耐え、この痛みがいつまで続くのか不安になっている方が多いと思います。
そう言う私も、昨日、初体験を済ませてきました。人生初の
尿管結石
の苦しみを…。
あれは本当に辛いです。
これまで40年とちょっと生きてきましたが、
間違いなくダントツのナンバー1で辛い
です。痛いというか、辛いです。
「痛い」も当然ありますが、私の場合、それ以上に「辛かった」です。
この記事は、尿管結石に今まさに苦しんでいる人のために捧げる記事となっております。
尿管結石の痛みを和らげる方法の紹介(体験談)
では、参りましょう。尿管結石の痛みから逃れたい方々に捧ぐ、痛みの緩和方法。
痛みの原因と症状も、体験談を交えて紹介します。
結石は必ず出て来てくれます。もう少し、共に頑張りましょう。
尿管結石の記事という性質上、多くの綺麗でない言葉が出てきてしまいます。お食事中の方は、ご注意下さい。
Contents
尿管結石とは?
まず初めに、尿管結石とは何かを解説します。ご存知の方はスルーして下さい。
腎臓と膀胱(ぼうこう)の間をつなぐ管として、尿管があります。腎臓でできた尿を、膀胱へ送るパイプの役目をするのが尿管です。腎臓には、結石ができる場合が稀にあります。原因は、加齢や食生活、ストレスによるものが多いようです。腎臓でできた結石は、腎臓に留まっている間は痛みを伴いません。しかし、その結石が、あるタイミングで尿管へと移動した場合、激しい痛みを伴います。
結石が尿管に移動した時の痛みは、人それぞれで異なるようです。
尿管結石の痛みを緩和する方法
私個人として、特に効果のあった方法は、以下の2つです。
① お風呂でゆっくり温まる
② 痛み止めの座薬(ボルタレンサポ50mg)
特にお風呂は効果てきめんでした。
以下に詳しく紹介します。
尿管結石の痛み緩和方法(1)|お風呂で温かいお湯につかる
体験談として、断言できます。
尿管結石の痛みを緩和するには、
お風呂で温かい湯舟につかること
これが最も簡単で、最も効果的な痛みの緩和方法です。
痛みがピークに達して我慢できない時などは、お風呂に浸かることを強く推奨します。
私自身の体験談として、湯舟に使った瞬間に、痛みが和らぐのが分かりました。
痛みの緩和効果は、絶大です。
後で知ったことですが、病院などの専門家のWEBサイトでも、この「お風呂でお湯につかる効果」を紹介されていました。
専門家によると、痛みが和らぐまで30分ほど掛かると言う専門家もいましたが、私の経験では、30分も待たずとも、すぐに効果が現れました。
まさに魔法のようでした。
痛みの緩和法として、是非、お風呂の湯船につかるを試してみて下さい!
尿管結石の痛みを緩和するには、お風呂で温かい湯舟に浸かると効果絶大。
なお、余談ですが、今回のような結石の痛みでなくても、患部を温めて痛みを和らげるのはありかもしれません。
例えば、慢性的な腰痛の緩和にも、
患部を温めるのが効果的
と言われています。
患部を温めるのに最適な温熱グッズを調べましたので、こちらの記事も参考になるかと思います↓
尿管結石の痛み緩和方法(2)|座薬を使う
尿管結石の痛み緩和方法としては、お風呂の次に座薬も効果がありました。
私が処方した座薬は、
ボルタレンサポ50mg
と言う座薬でした。
ボルタレンサポ: 痛みや炎症を和わらげる座薬。熱を下げる効果もあり。
私の場合、病院でもがき苦しんでいる最中、病院のベッドで、
「はい、入れますよー!息を吐いてー…」
ブスっ!
っと、このように座薬を看護士さんに入れてもらいました。
普通ならお尻を出して、自分の肛門を見せることになるので、かなり恥ずかしいシチュエーションですが、尿管結石の痛みの中、「恥ずかしい!」なんて言ってる場合ではありません。
生きるか死ぬか。生か死か。
そのくらい切羽詰まった状況です。
座薬を入れて時間が経つにつれて、痛みがマシになっていきました。(マシになっただけで、それでも十分苦しかったですが…)
薬剤師さんによると、
座薬は即効性が高く、さらに効果の持続が長い
そうです。
確かに病院などの専門家のWEBサイトを調べてみたところ、飲み薬より、断然即効性が高いのが「座薬」だそうです。
おすすめは、痛みで苦しい時は、基本、座薬。
痛みのピークで、もう耐えられない!!
と言う時は、お風呂で温かい湯舟に浸かる。
この2つを駆使するのが最も効果的だと思います。
座薬を使う場合の注意点
座薬をお尻の穴に入れた後、しばらくすると座薬が溶け出します。
元々、常温では溶けてしまう性質なので、座薬を保管する時は、冷蔵庫で冷やして保管します。
お尻の穴に入れた座薬は時間の経過と共に全て溶けてしまうので、どうしてもお尻の外側にも流れてしまいます。
なので、座薬を入れた後は、厚めのティッシュなどをお尻に充てておくなどして、パンツがビショビショに濡れないように準備しておくことをオススメします。
座薬を使った後は、パンツが座薬で濡れるので、ティッシュなどでガードが必要!
尿管結石の痛み緩和方法(3)|注射と飲み薬(病院で処方)
お風呂や座薬以外にも、痛みの緩和方法をいろいろ試しました。
例えば、
- 痛み止めの注射(お腹の痛い部分に数か所)
- 痛み止めの飲み薬(ブチルスコポラミン臭化物錠10mg×2錠)
です。
どちらも病院へ行かないと処方できないので、家で苦しんでいる時には使えないのが痛いです。
尿管結石の痛み緩和方法(4)|ロキソニン(薬局で買えます)
薬局の薬剤師さんに聞いた話ですが、尿管結石の痛み止めとして、
薬局で買えるロキソニンなどでも効く
とのことです。
どうしても病院へ行けない時も十分想定されます。
そんな時は、近所の薬局へ行き、ロキソニンで耐えることもありです。
尿管結石の痛み止めとして、ロキソニンも効果あり!
\ 病院へ行けない方は、こちらがおすすめ! /
痛みのピーク時間(激痛に耐える時間)
私の場合、痛みのピーク自体は4時間程度でしたので、個人差はあると思いますが、ひとつの目安として下さい。
痛みのピークとは、
どんな態勢でもお腹全体が重い痛みで辛く、この痛みに5分間も耐えられない
そんな痛みです。
一般的によく言われるのは、
女性のお産の次に痛いのが、男性の尿管結石の痛み
と言う表現です。
男性の場合、残念ながら女性のお産の痛み、苦しみを経験することができないので、是非尿管結石の痛みを体験して欲しいですね。
女性の強さを知ることができて、お母さんや奥さんを尊敬できると思います。
痛みのトータル時間
ちなみにピークは過ぎたけど、辛い痛さが続いたのは13時間くらいでした。
最後は、
痛みを堪えて気合で寝るという荒業
を使ったので、実際はもっと長い時間、痛みは続いていたと思います。
(痛みに耐えて寝ることについては、下の記事でも体験談としても紹介します)
痛みがだいぶマシになったのは、20時間後ほど経った時でした。
早朝、起きてみると痛みがかなり薄れていました。
今思うと、
結石が尿管から腎臓へ移ったため
だと確信しています。
尿管結石が出てくるまでの時間(統計データ)
ちなみに、尿管結石の症状が出始めてから、結石が排石されるまでの期間は、以下の通りです。
結石の大きさ | 出てくるまでの日数 |
2mm以下 | 8.2日 |
2~4mm | 12.2日 |
4mm以上 | 22.1日 |
引用元:船橋クリニック公式サイト
2mm以下の小さい結石でも、8日以上と意外と長く時間が掛かるのが分かると思います。
この統計データを見て、つくづく自分は運が良かったなぁ。
と思いました。
たった2日で排石する確率は、10%も無いかもしれませんね。
尿管結石が出るまでの期間は、2mm以下の小さな結石でも、平均8.2日かかる
まとめ|痛みを和らげるには、お風呂が効果的!
尿管結石の痛みを緩和するには、私の経験では以下が特に効果的でした。
- お風呂(温かい湯舟にゆっくり浸かる)
- 痛み止めの薬(特に座薬)
特に、お風呂は目に見えて効果があるので、本当に痛い時におすすめです。
あとは、痛み止め薬としては、座薬が即効性もあり、最も効きます。
恥ずかしがらずに、座薬を挿入!です。
尿管結石を患っている間は、この痛みがいつまで続くのか心配になります。
しかし、結石は必ず出ます。
早く皆様の結石が出てきますように。心からお祈りして、この記事を締めたいと思います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。