東海地方ではおなじみのショッピングモール、アピタ。(会社名はユニー)
特に愛知県民にとっては、とっても身近なお店として親しまれています。お店の規模としては、イオンショッピングモールよりも一回り小さいショッピングモール、という感じでしょうか。
そのアピタが、2019年1月4日にドンキホーテ(ドンキホーテホールディングス)に買収されました。
つまり、アピタがドンキの子会社となりました。
愛知県民としては、ちょっぴり複雑な思いでそのニュースを耳にしました。
そんな中、管理人の近所のアピタもその影響で、ついにドン・キホーテとしてリニューアルオープンすることになりました。
今まで日常品の買い物は、アピタがメインだったのですが、これを機にドンキへ変わることになりました。
当然、アピタで買い物をするので、クレジットカードはUCSカード(ユニーが発行するカード)でした。
そこで、UCSカードから乗り換えの検討をしたのが
「マジカドンペンカード」(majica donpen card)
です。
おそらく、東海地方の皆さん、とりわけ愛知県の皆さんは、UCSカードからマジカへ乗り換えを検討されているのではないでしょうか。
管理人がマジカドンペンカードを使ってみて、知らないと損すること、知っておいた方が良いこと、が色々と分かってきました。
この記事では、
UCSカードからマジカドンペンカードへの乗り換えた場合のメリット・デメリットは何?
について解説します。
Contents
マジカドンペンカードとUCSカードの比較
結論から言いますと、
マジカドンペンカードへの乗り換えで、損することはありません。
なので、安心してUCSカードからマジカドンペンカードへ乗り換えましょう。
簡単に言ってしまうと、
マジカドンペンカードは、
従来のUCSカードに、マジカの特典が全部使えるようになったカード
(しかも年会費無料で)
です。
下に詳しく説明します。
下の表は、マジカとUCSカードとの比較表です。
マジカドンペンカード | UCSカード | |
年会費 | 無料 (初年度無料、2年目以降は年会費1,000円ですが、1回でもご利用があった場合は無料) |
無料 |
ポイント付与率 (1%=100円の買い物で1円還元) |
0.5~1.5% (※1) |
0.5% |
ランク特典サービス | ゴールドランク(12か月で100万円以上利用)でチャージポイント付与率+2%(200%UP) | ロイヤルメンバー(最高)でポイント付与率+0.1%(20%UP) |
円満快計サービス | 1,001円以上の買い物で出た1の位が、0又は5以外の端数は、0又は5にカット(ドンキが負担) | なし |
5%OFFお客様感謝デー | なし | あり |
ETCカードの追加 | 無料 | 無料 |
イオンシネマ全国共通鑑賞券特典 | 一般1,800円⇒1,300円 | なし |
(※1)通常支払いで0.5%、現金チャージで1.0%、スマホ・パソコンからのクレジットチャージで最大の1.5%付与。
上の表を見て頂くと分かる通り、マジカへの乗り換えで損をするポイントはひとつだけ。
月に2回の5%OFFお客様感謝デーが無くなるのみ。
ただし、そもそも店舗がアピタからドンキへリニューアルする場合、アピタで買い物することが無くなる訳ですから、実質デメリットはありません。
つけ足しておくと、UCSカードは、元々年会費が無料なので、解約しなくても維持費がかかる訳ではありませんので、解約しない、というのもありです。単にメインのクレジットカードは、マジカドンペンカードに変わるだけ。という考え方です。
マジカドンペンカードのメリット
ここでは、マジカドンペンカードのメリットを紹介します。
メリット(1)ポイント還元率が高い
管理人が考えるマジカの最大のメリットは、ポイント還元率です。
具体的には、
スマホ・パソコンからのクレジットチャージで1.5%ポイント付与
という高い還元率です。
当然、チャージしたポイントは、ドンキ系のお店でしか使えないので、その点は注意が必要ですが、それでもドンキをメインで使う生活用品店にすると、チャージした分だけお得になるという訳です。
ちなみに、ポイント1.5%という数字は、クレジットカード業界でもなかなか見ない高い数字です。
ポイント付与率の高さで有名な楽天カードでも、1%です。
マジカは、楽天の1.5倍もポイントが多く付与されるのです。
これを使わない手はありません。
チャージする時の注意点
ただし、何でもかんでもチャージすれば良い、という訳でもありません。
チャージしたポイントには、有効期限があります。それが、
有効期限:2年間
です。
2年で使い切らないといけないので、大きな金額ではなく、少額でチャージすることをおすすめします。
具体的なおすすめのチャージ方法は、マジカアプリで、例えば5,000円を毎回チャージするように予め決めておく、という方法です。
アプリ内では、前回のチャージ金額を記憶しているので、初めに5,000円でチャージすれば、次回も5,000円でチャージの画面から操作できます。(もちろん、金額は毎回変えられます)
5,000円ならば、確実にポイントを2年以内に消費できますので、まずは5千円くらいからチャージすることをおすすめします。
メリット(2)円満会計サービス
ドン・キホーテと言えば、
「円満会計」
です。
「円満会計」とは?
1,001円以上の買い物で出た1円の位で、0円、又は5円以外の端数を、0円又は5円へカット(ドンキが負担)するサービス。
端数と言えども、塵も積もれば山となります。財布を管理する主婦にとっては嬉しいサービスに違いありません。
ここで1点注意です。
どんな時も円満会計されるかと言うと、そうではありません。
「1,001円以上の買い物」の時だけなので、例えば999円の買い物の場合はカットされません。この辺がよく考えられたシステムですね。さらに1品追加するかの選択を迫られます。ドンキさん、賢いですね!
よく忘れがちなので、覚えておくと良いですね。
円満会計の端数カットは、1,001円以上の買い物の時だけ
メリット(3)ETCカードを無料で作れる
上の比較表でも少し紹介しました通り、マジカドンペンカードでもETCカードを無料で作ることができます。
ETCカードは、無料で作ることができる。
そして、ETCカードの使用した金額は、そのまま買い物の時と同じように、ポイント付与されます。
つまり、ETCカードを高速道路で200円分使用すると、マジカポイントを1ポイントゲットできます。マジカをメインカードとするなら、使わない手はないですね。
マジカドンペンカードのデメリット|家族カードは作れない
マジカドンペンカード最大のデメリットは、
家族カードを作れない
ことです。
メジャーなクレジットカードは、ほとんどが家族カードを作れますが、マジカドンペンカードは「家族カード」の制度がありません。
ちなみに、UCSカードは家族カードを作れます。
家族カードを作れないのは、主婦層や学生さんにとっては致命的です。
しかし、ユニーグループを子会社化したドンキは、クレジットカードの需要が伸びることが予想されますので、今後、家族カードも作れるようになるのでは?
と予想しております。
新しい情報が入り次第、この記事もアップデートして行きたいと思います。
マジカドンペンカード(カード発行会社:UCS)の審査機関
マジカドンペンカードの審査機関は、カード会社がUCSの場合、約1か月でした。
我が家の場合、元々UCSカードを持っていたので、審査に落ちることは無いと思っていたので、特に気にしませんでした。
ドンキとユニーの統合後の慌ただしい時期(2019年の後半)に審査をしていたので、通常はもう少し審査期間は短いかもしれないです。参考までに。
ランク制度について
マジカドンペンカードには、マジカと同じようにランク制度があります。
ランク制度の内容は、以下の表の通り。
基本的にランクの恩恵を受けられるのは、マジカでチャージした時です。
なので、ドンキ系以外のお店で買い物をしても、還元率が高くなるというメリットはありません。完全にドンキでお買い物する人用のランク制度です。
よって、毎月の公共料金の支払いなどは、マジカドンペンカードでは無く、楽天カードのような還元率の高いカードを使用することをおすすめします。
新規入会特典
今なら、最大8,500円分のマジカポイントをゲットできます。
※2021年6月現在、本キャンペーンは終了しています。最新のキャンペーン情報は、マジカ公式サイトにてご確認ください。
ここで、注意しないといけないのが「最大」という点。
よくよくポイントゲットの条件を確認してみると、これはやらない方が良いと思う特典もあります。
下に詳しく見ていきましょう。
新規入会、最大8,500ポイントプレゼントの内、手を出さない方が良い特典
特典は、8つのカテゴリで分類されています。
- マジカへのクレジットチャージ最大10万円で、+3,000ポイント
- ドン・キホーテ以外の店舗で1万円以上の利用で、+1,000ポイント
- ETCカードの入会後、1,000円以上の利用で、+500ポイント
- WEB明細書の登録で、+500ポイント
- 携帯電話の支払い新規登録で、+500ポイント(+期間限定ポイント2倍)
- 電気もしくはガス料金の支払い新規登録で、+500ポイント
- ショッピングリボ払いもしくはショッピング分割払い、1万円以上の利用で、+1,500円
- ショッピングリボ払い宣言の登録で、+500ポイント
以上、8つのカテゴリです。
期限は、
カードが手元に届いて、3か月以内
です。重要ですので、忘れないようにしましょう。
これらの中で、手を出さない方が良いと管理人が考えるのは、最後の
リボ払い系のカテゴリ2点
です。
クレジットカードに詳しい方は、よくご存知だと思いますが、「リボ払い」というのが最もやってはいけない支払い方法と管理人は考えています。
理由は、
クレジット会社の利益の温床だから
です。
つまり、消費者側から見ると、「最も損をするお金の借り方だから」です。
要は、借りるハードルを低くすることで、長い時間をかけて多くの借金をさせる手口ですので、こういったクレジットカード系の契約の際、特典(餌)としてポイントや商品券をばらまくことが多いです。
ここで、うまくその餌だけ食べてしまって、リボ払い契約は後で解約、などができれば問題ありませんが、クレジットカード会社も頭の良い人たちが、あの手この手を使って罠を仕掛けてくるので、安全サイドに立つのが最も賢い選択だと、管理人は考えています。
つまり、「リボ払い系」は、全てシャットアウト。使わないし、使えるような契約もしない。です。
リボ払い系の2つを除くと、合計6,500ポイントになりますが、これが理想だと考えます。
携帯電話や電気/ガスの支払いカードを変更するのが、少し面倒ですが、新規入会ポイント以外の、継続した支払いでもマジカドンペンカードのポイント付与率が高いので、全て変更することをおすすめします。
マジカでUCSポイント貯まるの?
マジカドンペンカードをよく見ると、左上の辺りに意味深なマークが、
UCS
え?
UCSカードなの?
マジカドンペンカードなの?
何なの?「UCS」って?
と、疑問に思いました。
これって、もしやUCSカードのポイント「Uポイント」も付いてくるということ?
と、期待してしまいたい気持ちになります。
少し整理すると、
・マジカドンペンカードで付与されるポイント:マジカポイント
・UCSカードで付与されるポイント :Uポイント
です。
なので、マジカドンペンカードでは、Uポイントは付与されません。
しかし、マジカドンペンカードで、入会特典のポイントを得た時は、一時的にUポイントが付与されます。(翌月、20日頃にマジカポイントに変換されます)
これを見ると、マジカドンペンカードもUポイントが付与されるの?と勘違いしてしまいます。
ちょっとややこしいので、この表を見ると分かり易いです。
つまり、ユニーグループの金融関連を担当する株式会社UCSが運営するクレジットカードの種類の中に、
- マジカドンペンカード
- UCSカード
が、いるのです。
マジカドンペンカードでUCSポイントは、貯まりません。
ポイント二重取りもできません。
マジカで得られるポイントは、マジカポイントです。
マジカドンペンカードもUCSカードも、どちらも株式会社UCSが運営するクレジットカードということだな。
ここまで全体像を把握するのに、結構時間が掛かりました…。
ちなみに、
・マジカポイント: ドンキ系のお店で1ポイント1円分として使用可能。
・Uポイント: UCSカードの公式サイトで、1ポイント1円分で計算して、5000ポイントくらい貯まったら、商品券などへ換金できる。
です。
マジカの方が、少額でも使える、という点では使い勝手が良いと思います。(ただし、マジカポイントは、使えるお店が限られてくるのが欠点です)
majica donpen cardのカード発行会社は、合計3つの会社から選べます。
本記事で紹介しているmajica donpen cardのカード発行会社は、UCSですが、実はその他のカード会社も扱っています。扱っているのは、以下の3つのカード会社です。
- 株式会社セディナ
- 株式会社ジャックス
- 株式会社UCS
ユニー系列のカード会社がUCSなので、よく使うお店が元アピタでしたら、UCSで発行するのが良いと思います。
マジカアプリの使い方
マジカアプリを使う時、間違えやすくて分かりにくいのが、
「マネー残高」と「ポイント残高」の区別
です。
マジカアプリを起動すると、初めに出てくる画面がこの2つが書かれた画面です。
マジカアプリを使って、ドン・キホーテでお会計をする場合、初めにスマホでマジカアプリを立ち上げ、「会員証/バーコード」を表示します。
バーコードを店員さんにスキャンしてもらったら、次は、会計専用レジのタッチパネルへ移動します。そして、どの支払い方法を使うかを決めます。
この時、初めて使う場合に迷うのが、
「マネー残高」と「ポイント残高」の違いって何?
と言う疑問です。
- マネー残高とは、事前にマジカへチャージしたお金のこと。
- ポイント残高とは、ドンキの買い物で獲得したポイントのこと。
です。
どちらも「1ポイント1円」として使えるので、お金の価値としては同じです。
なので、マジカアプリでお会計する場合(マジカのカードだけでも同じです)、初めに会計専用レジのタッチパネルで、
- ポイントを使いたいなら「ポイント支払い」をタッチ
- チャージした電子マネーを使いたいなら「マネー支払い」をタッチ
です。
ポイント支払いとマネー支払いを同時に使うことも可能です。
初めは少し戸惑いますが、一度使うととても簡単です。
余談|ドンキのキッズスペース破壊事件!
完全に余談ですが、先日、近所のドンキへ子供と遊びに行った時の出来事です。
最近、大きな公園でよく見かける「ふわふわドーム」(子供が空気の入った白いシートの山を飛び跳ねられるように作られた遊具)。
この小さいやつが置かれていました。
後で遊ぼうと言って、30分後に戻ってくると、
破壊…。
ふわふわドームが、ペチャンコドームになっていました。
後日、ドンキがふわふわドームのリベンジとばかりに、別の遊具を設置していました。
次は、滑り台もついたバルーンドームの遊具です。
この日も、また後で遊びに来よう、と言って30分後、戻ると、
破壊…。
無残にもまた破壊されていました。
おそらくさっき見た時に、大人のお父さんも子供と一緒になってバルーンに乗って遊んでいたので、犯人はお父さんかもしれません。
ドンキさん、相次ぐ破壊トラブルに巻き込まれて災難ではありますが、小さい子供のいる親としては大変助かるので、是非めげずにキッズスペースを充実させて頂けたらと思います。
そして、小さい子供を持つ親御さんたち。
子供の遊具で一緒に遊んで、子供の遊具を壊さないようにしてあげて下さいね。少なくともバルーン系の遊具に一緒に乗るのは、まずNGだと思います…。
まとめ|UCSカードからマジカドンペンカードへ乗り換えてもデメリットはほとんどありません!
UCSカードからマジカドンペンカードへメインのクレジットカードを変更した場合の比較を紹介しました。
結論としては、マジカドンペンカードへ変更しても全く問題ありません。
そして、マジカドンペンカードを使うと、マジカポイントが付与されます。
100円で1ポイント付与されます(還元率1%)。
還元率としては、優秀です。
その上、PCかスマホからチャージして使うと、さらに0.5%還元率がUPします。
現在、新規入会特典キャンペーンを実施中なので、今入会するととてもお得です。
ただし、新規入会特典のポイントゲット目的で、リボ払い系に手を出さないようにした方が良いと思うのが、管理人の個人的な意見です。
この記事を読んで、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
マジカではありませんが、Tカードで不正利用の被害に遭ったことを書きました↓
サイゼリヤのエクストラバージンオリーブオイルは本物っぽいのにお買い得だぞ!と言う記事は、こちら↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。