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電子マネーとクレジットカードとスマホ電子決済の違いって何?

【電子マネー】小学生でも分かるように解説します。初心者用、電子マネー入門。

電子マネーが主流になる時代、数年前まで全く想像していませんでしたが、現実的になりつつあります。

この記事は、

電子マネーの基礎知識

・電子マネーって何?
・クレジットカードと何が違うの?
・スマホ電子決済の種類は?
・メリット/デメリットは?

という疑問について、お答えする記事となっております。

 

Contents

電子マネーとは?

電子マネーとは、

現金の代わりに情報通信機器でやりとりする仮想のお金のこと

です。

正直、電子マネーについては、様々な使い方をされるので、どれが正解、と言うのは難しいと思います。

例えば、スマホによるコード決済のことを電子マネーということもあれば、クレジットカードによる支払いも電子マネーと言うこともあります。

つまり、電子マネーとは、現在多くの現金を用いないお金の支払い方法全般に使えてしまう言葉なのです。

 

さらに、ビットコインなどの仮想通過も、電子マネーと呼ぶことがあり、益々意味が広がり過ぎて混乱してしまいます。

 

なので、ここでは、電子マネーでは無く、電子決済という言葉で説明したいと思います。

 

電子決済は、その名の通り、

現金を直接使わず、電子データで決済すること

です。

 

なので、電子決済には、

・クレジットカード支払い
・プリペイドカード支払い
・スマホのアプリによる支払い

これら全て含みます。

 

近年、増えているスマホによる電子決済とは?

結論から言いますと、

・プリペイド型(チャージ系)
・ポストペイ型(クレジット系)

の2種類あることだけ覚えておけば、基本OKです。

カエル
カエル
それって、従来のプリペイドカードとクレジットカードと同じやないかい

そうです。

従来と考え方は同じなのです。

スマホの電子決済アプリが急に乱立し始めたので、ユーザは混乱しやすい状況であることは間違いないでしょう。

ただし、基本の考え方は、とてもシンプルです。

①プリペイド型と、②ポストペイ型、の2種類を覚えておくだけでOKです。

 

そして、さらに付け加えるとすると、

コード決済

という言葉を覚えておくと、良いと思います。

今後、多用されるであろう言葉です。

コード決済とは?

QRコードやバーコードを使用する、電子決済のこと、です。
スマートフォン決済サービスとも言われます。
QRコードやバーコードは、スマホ画面に表示されます。

 

スマホ決済で、コード決済よりも先に登場していたのが、

かざし型の電子決済

です。

例えば、iDやQUICPayなどがそれに当たります。

電子マネー-iD
【電子マネー】iD(アイディ)とは?「iD」って聞いたことあるけど、何のことか分からない。という人に読んで欲しい記事です。...

近年は、この「かざし決済型」よりも「コード決済型」が話題を呼んでいます。

メディアで頻繁に取り上げられている、「楽天ペイ」や「PayPay」、「Origami Pay」です。

楽天ペイと楽天カードでポイント二重取り
【楽天ペイ】楽天カードユーザーは、ポイント二重取り1.5%でお得楽天カードをお持ちの方は多いと思います。何と言っても、通常のポイント付与率1%なので、メインのクレジットカードとして使うことが多いと思います。それに加えて、今回の楽天ペイです。さらに0.5%のポイントが加算されます。合計1.5%のポイント二重取りです。さらにさらに、2019年12月2日10時まで、ポイント還元率が5%に大幅UPしています。これを利用しないと勿体ないですね。楽天ペイは、かなり使い勝手の良い、使える店の多いコード決済アプリだと思います。...
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スマホの電子決済と、従来のカード決済との違いは何?

これも非常に単純です。

従来のカードが、スマホのアプリに入れ替わっただけ

です。

現在、巷で使われている「電子マネー」という言葉は、大体このスマホの電子決済のことを指しています。

 

なぜこんなにも分かりにくい状況になってしまったかと言いますと、混乱の元は、やはり、

スマホアプリの乱立

だと思います。

 

色々な企業がスマホ電子決済の業界に一斉に入ってきたため、現在はどの会社が勝ち残るか見定める必要があります。

きっと20年前に携帯電話が出てきた時代と同じことが、そのうち起きるでしょう。

最終的に生き残るのは、3社

今の携帯電話で言う、

・ドコモ
・au
・ソフトバンク

の3社です。

 

昔は、この3社以外にも沢山、携帯電話の業界に参入していました。

しかし、最終的に残ったのは、この3社です。

 

そして、現在、第4勢力として急激に力を付けてきているのは、

格安スマホ(いろんな企業)

です。

 

大手3社のうち、この格安スマホに参入しているのは、現状、ソフトバンクだけなので(ワイモバイルがソフトバンクの子会社)、近い将来、大手3社の勢力図も変わってくるでしょう。

おそらく、ソフトバンクがてっぺんにのし上がるのではないでしょうか。

オリガミペイがメルペイに買収されました(2020年1月25日追記)

昨日2020年1月24日の発表によると、

オリガミペイがメルペイに買収された

ようです。

オリガミペイと言うと、スマホ決済、コード決済の先駆け的存在でした。

日本でいち早くスマホ決済の有効性に着目して、事業化までこぎつけたのが、「origami」社です。

しかし、問題はその後でした。

2016年には、楽天の「楽天ペイ」が、

2018年には、ソフトバンク傘下の「PayPay」がスマホ決済に参入してきました。

次々と巨大企業が参入し、あっという間に資金力で劣るorigami社は、逆境に立たされました。

予想していた通り、スマホ決済市場の戦国時代が始まったと言っていいでしょう。

1年後には、またいくつか消えているものと思われます。

 

プリペイド型とポストペイ型の違いは何?

これも非常に単純です。

本人のサインや暗証番号が必要かどうか

です。

プリペイド型 サインや暗証番号は不要
ポストペイ型 サインか暗証番号の入力が必要

上の表を見て分かる通り、当然、高額の不正使用リスクのあるクレジット型が、サインや暗証番号が必要です。

必要な意味をちょっと考えると、簡単に覚えられますね。

非常に分かり易いです。

 

スマホの電子決済アプリ(コード決済)の種類は?

2019年10月現在で、ある程度の知名度を持ったブランドは、以下の6つです。

楽天ペイ ロゴは、「R Pay」
ご存知、楽天が運営するブランド。
PayPay(ペイペイ) ロゴは、「PayPay」
ソフトバンクとヤフーの小会社。
LINEペイ ロゴは、「LINE Pay」
LINEの運営するブランド。
d払い ロゴは、「d払い」
ドコモの運営するブランド。これだけPayを使わないのが逆に新しい。
ファミペイ ロゴは、「FamiPay」
ファミリーマートが運営するブランド。
メルペイ ロゴは、「m Pay」
メルカリの運営するブランド。

 

楽天ペイと楽天カードでポイント二重取り
【楽天ペイ】楽天カードユーザーは、ポイント二重取り1.5%でお得楽天カードをお持ちの方は多いと思います。何と言っても、通常のポイント付与率1%なので、メインのクレジットカードとして使うことが多いと思います。それに加えて、今回の楽天ペイです。さらに0.5%のポイントが加算されます。合計1.5%のポイント二重取りです。さらにさらに、2019年12月2日10時まで、ポイント還元率が5%に大幅UPしています。これを利用しないと勿体ないですね。楽天ペイは、かなり使い勝手の良い、使える店の多いコード決済アプリだと思います。...

ちなみに、上の6ブランドに加え、もう1つ「7Pay(セブンペイ)」というセブンイレブンの運営するコード決済もありましたが、不正アクセス問題が発覚し、2019年9月30日にサービスを終了しています。

こういう事件が起こると、

コード決済ってやっぱり怖い

と思ってしまいますが、そこは安心して下さい。

消費者は、予め決められた保証範囲がありますので、その保証範囲内であれば、お金は戻ってきます。(コード決済会社は、損害を受けますが…)

この保証については、下の記事で詳しく説明します。

 

スマホ決済のメリット

メリットは、挙げればきりがないほどあります。

例えば、

  • 現金を持ち歩く必要が無い(荷物が少なくてすむ)
  • 現金を持ち歩かないので、盗難の心配が少ない
  • 支払いに時間がかからない(手間が減る)
  • 小銭が増える心配が無い
  • 電子データで記録が残るので、家計簿を付けるのが楽
  • コード決済を使うだけでポイントが貯まる
  • 商品によっては、クーポンを利用することもできる

です。

さらに、今なら、新規入会で様々な特典が付いてきます。

この機会にコード決済を利用し始めるのは、賢い選択だと思います。

 

スマホ決済のデメリット

とにかくお金の使い過ぎには注意が必要です。

このスマホ決済の特徴でもある、手ごろな決済方法は、逆にデメリットでもあるのです。

すなわち、今まで現金を銀行から引き出さないと使えなかったお金を、

簡単に、しかもお金が減っている感覚が希薄な状態で使えてしまう

ことです。

 

これは、お金を使わせる側であるお店にとってみれば、大きなメリットです。

たくさんの物が売れてくれる訳ですから。

消費者側の我々は、このことを理解して、使うように心掛けたいものです。

 

こんな時、どうしたらいいの?

電子マネーと聞くと、

カードを落としたり、盗まれたら、第三者に簡単に使われてしまうの?

と不安になる方も多くいるのではないでしょうか。

 

カードを落としたり、盗まれても、すぐに利用停止の電話を掛ければ問題ありません。

電子マネーのカードを落としたり、盗まれても、
利用停止の電話を入れれば不正利用されるのを防げます。

電話の連絡先については、カード会社の公式サイトなどで分かりますので、もし紛失したり盗難に遭われた場合は、すぐにカード会社へ電話をして、利用停止してもらうようにしましょう。

実は、私もクレジットカードの不正利用被害にあったことがあります。と言うか、つい最近被害に遭いました。

しかし、クレジットカード会社が想像以上にしっかりと対応してくれて、40万円ほど不正利用されたのですが、結果的に被害額はゼロ円でした。

その辺の詳しい話をまとめた記事もありますので、気になる方は参考にして下さい↓

【体験談】クレジットカードの不正利用に遭いました|でも被害額0円本厄の中でも最もヤバい大厄の年、クレジットカードの不正利用被害に遭いました。そう、見ず知らずの人間に、勝手に使われたのです。原因は、犯人が大手通販サイトで利用できる番号を手あたり次第トライアンドエラーで見付けたようでした。本記事では、私の体験談と、クレジットカード会社の素晴らしい対応を紹介したいと思います。...

 

初心者は何から始めればよい?

ひとまず、使う電子マネーをひとつに絞りましょう。

いくつも手を付けると、覚えるのが大変だったり、そもそも管理に苦労します。

自分が毎月いくらお金を使ったかが分かるようにすることが大切です。

 

電子マネーの種類の絞り方

自分が最も利用するお店はどこなのか?

利用頻度のお店で使える電子マネーを選ぶのが最優先です。

どんなにお得で、ポイント還元率が高い電子マネーでも、使わなければ意味がありません。

 

例えば、主婦の方だと、

いつも食料品を買うお店はどこなのか?

が、最も分かり易い例です。

 

イオンで買い物をすることが多いなら、イオン系の電子マネー、

ドンキなら、マジカドンペンカード、といった感じです。

【マジカ ドンペンカード】UCSカードからの乗り換えで注意すべきポイント
マジカドンペンカード|UCSカードからの乗り換え:注意ポイントUCSカードからマジカドンペンカードへの乗り換えた場合のメリット・デメリットは何?について、まとめました。結論を言いますと、乗り換えるのが正解です。沢山のメリットを丁寧に紹介します。今なら最大8500円分のポイント付与特典もありますが、全ての特典は狙わない方が良いことも紹介します。...

 

よく行くお店は、特に決まっていない人のおすすめ電子マネーは?

おすすめは、楽天ペイです。

楽天は、日本国内では最も普及率の高い会社なので、電子マネーが使えない、という状況ができにくい、というメリットがあります。

楽天ペイを使う時は、楽天カードを持っていると簡単に手続きが完了できます。

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まとめ|電子マネーは使わなきゃ損!

電子マネーの使い方は、初めは難しそうと感じるかもしれませんが、一度使えば案外簡単に使えるようになります。

現金を持ち歩く必要が無くなりますので、防犯の意味でも逆にメリットになります。

もし、紛失した場合でも、電話一本ですぐに不正利用を止めることもできます。

今ならポイント還元の恩恵も受けられますので、電子決済を始めるなら今が最適です。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。