こんにちは、いつも怯えてばかり、管理人です。
あーーーーーーーーーー嫌だ!
なぜ日本人なのに英語なんてしゃべらにゃならんのだ。ぷんすか!
恐い怖い、米人と話すの恐い!
日本語でしゃべるのすらままならないのに、英語なんて無理だーー!
恐怖心。
これはどこから湧き出て来るのだろう?
誰もがみな逃げたくなる恐怖心。今日はこの恐怖心を払拭する方法について紹介します。
なお、この記事は、ラッセル「幸福論」(岩波文庫)に書いてある内容を参考にしました。
Contents
【恐怖心を無くす方法】恐怖心を払拭することができるたった一つの方法
初めに結論から言いますと、
恐怖心を克服するには、その恐怖の対象を調べまくる。
これだけで恐怖心が驚くほど消え失せます。
では、恐怖心について、詳しく見ていきましょう。
恐怖心は「心配」から来る
心配事が積もりに積もると恐怖心となります。
そう、恐怖心の正体は、「心配」だったのです。
そして、恐怖心は疲労に繋がります。
精神的な疲労です。
心配事や恐怖心を抱いたまま、毎日を過ごしていると、疲労の蓄積によって身体を壊してしまいます。
これではいけません。
肝心なのは、小さな心配事の時に対処しておくことが重要です。
しかし、時には心配事が大きくなってしまい、恐怖心を抱くほど深刻な悩みになってしまう場合もあります。
長い人生、そんな時もあります。
恐怖心を取り除くには、どうしたら良いのでしょうか。
恐怖心を取り除く方法
恐怖心を克服する正しいテクニックは、
その恐怖の対象を調べ上げて、丸裸にすること
です。
イギリスの哲学者バーランド・ラッセルは、著書「幸福論」にて、恐怖心について、このように述べています。
あらゆる種類の恐怖は、直視しないことでますます募ってくる。考えをよそへ向けようと努力すれば、目をそむけようとしている幽霊が一段とこわいものに見えてくる。
そう、恐怖心から目を背けるほど恐怖心は大きくなっていくのだと言います。
さらにラッセルは恐怖心の克服方法について、こう続けます。
あらゆる種類の恐怖に対処する正しい道は、理性的に、平等に、しかし大いに思念を集中して、その恐怖がすっかりなじみのものになるまで考えぬくことだ。ついには、なじみのためにこわさが薄らいでくる。
恐怖の対象を、なじみのものになるまで考え抜く。
この考え、とても腹に落ちました。
確かにその通りだ。
このラッセル幸福論を読んで以来、恐怖心を抱いてしまった場合は、必ずその恐怖の元を徹底的に調べるようにしています。
この効果はてき面です。
是非みなさんも活用して下さい。
バーランド・ラッセルの「幸福論」は、三大幸福論のひとつ。
<三大幸福論>
- ヒルティの幸福論
- アランの幸福論
- ラッセルの幸福論
まとめ|恐怖心を無くす方法
恐怖心を無くすには、その恐怖の元となる事について調べつくす。
調べつくすと、さっきまで得体のしれない存在であった恐怖の対象の素性が見えてきます。
おばけと一緒で、見えないから怖い。
見えてしまうと、なんだ、そんなものだったの? ってなります。
徹底的に情報収集しましょう。
これで恐怖ともおさらばだ。
ラッセル幸福論は、幸せについてとても考えさせられる良書です。
人生に悩んでいる時、仕事に悩んでいる時なんかに読むには最適です。
かく言う私も、仕事で悩んでいた頃、とても助けられました。
岩波文庫の手のひらサイズの文庫本なので、持ち歩きにも最適。
お値段も手ごろなので、是非読んでいない方は読まないと損です!
「逃げるは恥だが役に立つ」というハンガリーのことわざがあります。ドラマ「逃げ恥」は、臆病な主人公を軸にした生きる上での勇気を教えてくれます。恐怖心で悩んでいる人に是非見て欲しいドラマです↓
内向的な性格でも全然OK!という記事も書いています↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。