ソフトバンクエアーを愛用して9か月。
コロナの影響で在宅勤務が多くなりました。
家で仕事ができる! サイコー!
とテンションが上がったのは束の間、現実はそんなに甘くはありませんでした。
何と言っても、
リモート接続したパソコンの通信速度が、目ん玉飛び出るほど遅い
んです。
普通にエクセルやパワーポイントのウィンドウを立ち上げるだけで、1~10秒のタイムラグが発生する場合も多々ありました。
一番困ったのは、スカイプ、Teams、Zoomなどのコミュニケーションツールです。
音声会話だけでもフリーズしましたし、ビデオ通話などの映像なんかONしたら、確実にフリーズです。
音声もろくに使えないので、なんとかチャット機能は使えましたが、リモートでパソコンを動かすのって、結構な通信量を使うんですねー。
…と思ったら、周りの人達の多くは、普通にビデオ通話も出来ているようでした。
どうやら、私の自宅だけ通信速度が異様に遅かったようです。
そこで実際に自宅の通信速度を調べてみると、驚愕の事実が分かりました。
という訳で、この記事では、
ことが分かる、我が家の事例を紹介したいと思います。
我が家と同じように、ソフトバンクエアーが遅くて困っている人に読んで欲しい記事です。
通信速度の数字だけでなく、実際のパソコンの具体的な動作の遅さも紹介します。
それでは参りましょう。地域によっては、ソフトバンクエアーの通信速度が遅いことにご注意!
特にテレワークで会社のパソコンをリモート接続しているアナタに読んで欲しい記事です。
Contents
我が家のソフトバンクエアー通信速度
我が家がソフトバンクエアーに切り替えたのは、9か月前です。
スマホの通信料金を抑えるために、auからワイモバイルに乗り換えました。
ワイモバイルに乗り換えるのと同時に、自宅で使っていた通信環境もガラッと見直そうと、特に下調べもしないまま、ワイモバイルの店員さんのおすすめに乗って、ソフトバンクエアーへ乗り換えました。
当時は、通信速度が遅くて困ることはなく、インターネットを使う頻度も少なかったので、多少遅くなっても全然平気だろう、と高をくくっていました。
しかし、
想像以上に遅い。
普通にWEBサイトを開くだけで1分以上掛かることもザラでした。
動作が早い時もあれば、びっくりするくらい遅い時もありました。
ソフトバンクエアーを使っていくうちに、段々と通信速度が遅くなる時間帯があることに気付いてきました。
夜にソフトバンクエアーの通信速度が遅いことに気付いて、早朝に使うことにした記事は、こちら↓
この時は、実際の通信速度まで測定していませんでしたが、実際に計測してみると、面白いくらいに想像していた通信速度と違いました。
以下が我が家の実際のソフトバンクエアーの通信速度(下り)です。
※速度計測は、Fast.comを使用(https://fast.com/ja/)。
ごめんなさい。仕事をしながらのデータ取りだったので、かなりアリ喰い状態になってしまいましたが、ざっくりと通信速度の速い時間帯と遅い時間帯は把握できました。
最も遅い時は、250Kbps(0.25Mbps)でしたが、この数字は瞬間的に出た値かもしれないので、参考値ですね。
やはり、速い時間帯は、一般の人が寝ている早朝の時間帯でした。
傾向としては、
- 6時以前の早朝は、通信速度が速い。(速いと言っても10~40Mbps)
- 7時以降は、通信速度が遅い。(1~10Mbps)
- お昼の時間帯12時~13時と、夜の18時~24時の時間帯は、高い確率で通信速度が激遅になる。(1Mbps未満)
お昼の時間帯は、私も休憩するので仕事に影響がありませんが、夜の時間帯がとても不便でした。
高確率で通信速度が激遅になるので、インターネットを使った仕事は本当に効率が悪かったです。
インターネット上のサイトを閲覧するにしても、待ち時間がありますし、フリーズしてしまうことも多々ありました。
WEB上で画像編集をするもんなら、ストレスしかありませんでした。
普通に2~5Mbpsの時間帯が多く、時には1Mbpsを下回る時間帯もあるほど低速だったので、これではリモート接続なんかできっこないですよね。
こんなことなら、お金を払ってでも高速通信は残しておくべきだったととても後悔しています。
地域によっては、ソフトバンクエアーの通信速度が異様に遅い地域もあります。我が家の場合、最大通信速度の261Mbpsの100分の1程度しか出ていない時間帯が多かったです。契約を検討する場合は、ご自宅の地域がどの程度の通信速度なのかを、必ず事前に確認することを強くおすすめします。
公式サイトに記載されているソフトバンクエアー通信速度
ソフトバンクエアーの公式サイトでは、自分の住んでいる地域ごとの下り最大通信速度情報を公表しています。
私の住んでいる地域は、残念ながら最も通信速度が遅いエリアにあたる
261Mbps
の地域でした。
なぜこれほどまでに公式と実態で数字が違うの?
では、なぜこれほどまでに公式の通信速度と、実際の通信速度で差がでてしまうのでしょうか?
そもそも低速地域の261Mbpsでも、261Mbpsがちゃんと出るのであれば、全く問題ありません。
一般的なWEBサイトやYouTubeなどの動画サイトも、10~30Mbps程度あれば、ストレスなく試聴できると言われています。
ところが、ところがですよ。
この通信速度には、間違えやすい罠があります。
それは、
「最大通信速度」という表現
です。
「最大」とあるので、最小は当然もっと遅い通信速度ですし、平均ももっと遅い通信速度なんです。
つまり、
最大通信速度 = いつも使う通信速度 では無い
のです。
人間の脳みそは、数字が出ると勝手に真実の様に認識してしまいがちです。
よくあるのが、数字の一人歩きです。
例えとして出した数字が、あたかも全ての事例に当てはまる固定値のように扱われてしまう悪い例です。
今回のソフトバンクエアーの最大通信速度も、同じ感じで私も間違った認識をしていました。
そこで、実際にどのくらい通信速度が出ているのかを、簡易的に測定してみました。
驚愕の数字。
19時以降の夜間の時間帯の場合、高い頻度で1Mbpsを下回っていたのです。
ソフトバンクエアーは、利用する時間帯によって大きく変動することで有名です。
理由は単純。ソフトバンクエアーの使用している電波は、一般のソフトバンクの電波の一部を使用しています。
なので、ソフトバンクの電波を最も使用している時間帯で、通信量がひっ迫している時間帯は、ソフトバンクエアーの通信量に制限を掛けるという仕様なのです。
例えば20時~24時あたりは、いつも強烈な速度制限が掛かってしまい、とっても遅いのです。だからWEB閲覧さえままならない1Mbps以下という超低速の通信速度となってしまうのです。
ソフトバンクエアーを9か月使って学んだこと
ソフトバンクエアーにして良かったこと。
それは、
通信速度の大切さを勉強するきっかけを与えてくれたこと
です。
こんな苦い経験は、今まで通りauの光通信を使い続けていたら気付きもしなかったです。
今回、ソフトバンクエアーを使ってみて、最低限の通信速度が無いと、これからの時代、テレワークさえもできないことになってしまう、ということを身をもって体験できたことが、とても良い経験になりました。
こうやって自分で苦労して体験することで、大きな学びがあるのは事実です。
という訳で、「enひかり」に乗り換えます。
「enひかり」は、通信速度のクチコミも全く問題ない100Mbps以上で、且つ解約の縛りが無い、素敵なプロバイダです。
オプションの「v6プラス」を付けると、高速通信の安定度がさらに増すようです。
「enひかり」の回し者でもなんでもありませんが、enひかりの公式サイトはこちらです↓
まとめ|ソフトバンクエアーの通信速度を計ってみたら、1Mbps下回ってた話
ソフトバンクエアーの通信速度を測定してみたら、驚愕の数字1Mbpsを下回っていた話を紹介しました。
通信速度は、最低でも10Mbps以上を保てるような通信環境が必要な時代なんだなと感じています。
特にテレワークをしなければならないご家庭も、今年はコロナの影響でずいぶんと増えたのではないでしょうか。
ビデオ通話なども不自由なく使えるようにするには、30Mbps以上を確保できると良いでしょう。
通信速度を測定するには、「Fast.com」がおすすめです。サイトへ訪問するだけで、勝手に通信速度を測定してくれます。
「Fast.com」は、こちら >>https://fast.com/ja/
今回、数字を確認してソフトバンクエアーが本当に遅いことが分かったので、我が家は、100Mbps以上を確保できる「enひかり」または「NURO光」に乗り換えます。
ソフトバンクエアーの違約金は、もちろん支払います。金額をちゃんと見るのが怖いくらいですが…。(6万円くらいかなぁ…)
【2021年12月追記】
enひかりに乗り換え、その後、NURO光(今ココ)に乗り換えました。
enひかりもNURO光もとても快適で、文句なしにおすすめです。
テレワークの際は、運動不足にも注意です。特に尿管結石を経験された方(私ですが…)↓
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。