こんにちは、ベンキマンです。
今日は、トイレのフタの存在価値についてのお話です。
洋式トイレの便座には、蓋が付いています。
この蓋の意味について、考えたことありますでしょうか?
トイレの蓋の意味ってあるの?
では、便座の蓋の存在意義について、詳しく見て参りましょう。
Contents
トイレの蓋の意味
トイレの蓋には、さまざまな説がありますが、諸説ある中から信ぴょう性が高く、理にかなった説を抜粋して、管理人独自の考察を交えて説明します。
(1)椅子として使うために蓋がある
椅子として使うためには、蓋が無いと不便なので蓋がある。
というのが最も有力な説です。
洋式便器は、洋式というくらいなので元々は日本には無いもので、ヨーロッパやアメリカから持ち込まれた文化の一つです。
ヨーロッパやアメリカでは、「バスルーム」という部屋の空間の中に、
・お風呂
・トイレ
・洗面台
をひとつにまとめていました。
バスルームでは、シャワーを使うので、床は濡れていることが多いです。
そんなバスルームの中で、着替えたりする際には、座る椅子が必要でした。
そこで便利なのが、便座に蓋をして椅子として使用する、というアイデア。
現代社会では、欧米でもシャワーとトイレが別々に区切られているケースも多いと聞きます。そういう場合は、トイレを椅子として使わないので、蓋は不要です。
現代社会の欧米では、トイレの蓋が無い場合も多いようです。
実は現代社会では、当初の機能から考えると、トイレのふたは無くても良いのです。
現代社会では、便器を椅子として使わない場合が多いので、トイレの蓋は不要である。
(2)冬場限定:便座の保温機能の向上と電力の節約効果
日本では、普及率の高いウォシュレット。
このウォシュレットの便座保温機能というものがありますが、この保温機能の効果が、トイレの蓋を閉める時と閉めない時とで、劇的に違います。
断然、蓋を閉めた時の方が、暖かいです。
さらに、当たり前ですが、便座のフタによる保温効果により、無駄な電力の消費を抑えることができます。
(1)で紹介した欧米の歴史からすると、全く異なる効果ですが、現代社会においては、この保温効果と節電効果が最も大きいと思われます。
便座の保温効果が抜群。さらに節電効果も抜群!
(3)臭い物質の飛散防止
トイレの蓋を開けたまま水を流すと、汚物を流す時に飛び散る臭い物質によって、周囲の空間を嫌な臭いにしてしまいます。
これを防ぐ効果のあるのが、トイレの蓋です。
人間の心理上、自分が出したブツが流れるのを見届けたい気持ちにはなりますが、蓋をすると臭いを抑えることができます。
とは言うものの、臭いはどうしても残ってしまうので、現代社会では消臭剤を使えば問題ないと管理人は考えます。
トイレの蓋をして水を流すと、臭い物質の飛散を抑えられるが、消臭剤を使う場合は、特に気にする必要なし。
(4)見栄えが良くなる
何気にポイントが高いと思うのが、見栄えです。
確かにトイレの蓋をするだけで、清潔感があります。
前に使用した人が、清潔に使用した場合、蓋が閉めてあることが多いと感じます。
かく言う管理人も、蓋を閉める派です。何事も周りの人が気持ちよく使えるように気を付けています。
しかし、正直、蓋を閉める派は、少数派だと感じます。
続いて、蓋を閉める派、閉めない派の意見を調査しましたので、紹介したいと思います。
トイレの蓋を「閉める派」vs「閉めない派」
閉める派と閉めない派、いろんな考え方があることが分かりました。
それぞれの主張を紹介したいと思います。
(A)蓋を閉める派の意見
(B)蓋を閉めない派の意見
便座の蓋を「閉める派」vs「閉めない派」:総括
なるほど、どちらも一理ありますね。気持ちは良く分かります。
という訳で、両者引き分け。
風水|トイレの蓋を閉めると運気がアップする
風水によると、
トイレの蓋を閉めると運気がアップする
らしいです。
私個人的には、占いや迷信は信じない人間ですが、風水の考え方は、理にかなっているなと思うことが多々あります。
風水の話で、トイレに関する考えはいくつかあって、例えば、
- 玄関から真正面にトイレの扉があってはならない
とか、
- トイレの蓋を閉めてから水は流すように
など、とても真っ当なことを言っています。
あと、
- トイレの掃除は、できるだけ素手に近い方が良い
とかも聞いたことがあります。
要は、
トイレを綺麗にしている家は、家の人もしっかりしているので、当然運気も上がる
という訳ですよね。
「汚いから、素手でトイレの蓋を閉めたくない」とか、「汚物を至近距離で見たくない」とか言っている時点で、もうその人はそのレベルの人なんだな、と風水が言っている感じがします。
他人がどうであれ、自分は綺麗に使う。他人が汚して使っていたら、自分が綺麗に掃除してあげる。くらいの人間じゃないと、運気が上がってこないというのはすごく分かります。
かく言うワタシも、かなりの掃除マニアなのですが、一向に運気が上がってこないのは、まだ掃除が足りない、と言うことでしょうか。
今後は一層トイレを綺麗にしようと思います。
余談1|和式便器に思いを馳せる
日本でもすっかり姿を見なくなった和式便器。
管理人の個人的な経験で恐縮ですが、一時期、和式便所にハマった時期がありました。
理由は、「便秘」です。(お食事中の方は汚い話ですみません)
和式トイレで用を足す時の態勢が、管理人の理論では最も効率的な態勢だと考えております。仕事のストレスで便秘気味になって苦しんでいる時期、この和式便器の素晴らしい効果を発見しました。(単に洋式便器が空いていなかっただけですが…)
和式便器で便秘を完治してからは、どうも最近、出が悪いな…。と思ったら、和式を使うようにしています。
便秘でお困りの読者さまがいらっしゃいましたら、一度試してみてはいかがでしょうか。
余談2|LIXILのシースルートイレ
11月19日は、世界トイレの日だそうです。
この世界トイレの日に、LIXILは「シースルートイレ」という面白いトイレを発表しました。2018年に一度発表しましたが、好評であったため、2019年もシースルートイレを体験できるイベントが、「INAXライブミュージアム」でありました。
「シースルートイレ」とは、屋外トイレの壁が透けて見える、解放感バツグンのトイレです。
トイレの中から外は見えますが、外から中は観られません。
原理は簡単、壁がハーフミラーになっているだけです。
このシースルートイレ。実は非常に深い意味がありまして、LIXILは「みんなにトイレをプロジェクト」という企画を2017年から打ち立てているようです。
プロジェクトの内容はと言いますと、
世界では、地域の風習や他に選択肢がないという理由で、多くの国で日常的に屋外排泄が行われています。不衛生な水と劣悪な衛生環境による下痢性疾患により、毎日およそ 800 人の 5 歳未満の子どもが亡くなっています。(引用元:LIXIL公式サイト)
そして、このシースルートイレによって、トイレの衛生問題に関する啓発活動を推進しているということです。
なるほど、日本では当たり前の「安全なトイレ」が、途上国では当たり前でないということを体験してもらうために、
屋外で用を足す
と言う実体験をしてもらっていた、と言う訳ですな。
素晴らしい活動だと思います。
LIXILさん。応援しています。
まとめ|トイレの蓋の意味は、当初は座るためだった
トイレのフタは、実は歴史的な背景から、惰性で付いている説が有力です。
元々は、座るために蓋があったのですが、現在はユニットバスでないため、蓋を閉めて座る必要がありません。
しかし、現代社会でも蓋を閉める意義は十分ある。と管理人は考えます。
特に冬場に温かい便座で座りたい時は、蓋を閉めてあると効果抜群です。
蓋を閉めていないあなた!蓋を閉めると、次に使う時、とっても暖かいですよ!
管理人の大好きなキン肉マンの超人ベンキマンについて、熱く語った記事は、こちら↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。では。