昨年2018年にリニューアルオープンした「水木しげるロード」に行ってきました。
「ゲゲゲの鬼太郎ロード」や「ゲゲゲロード」と言ったりなんかもしますね。
結論から言うと、小さい子供連れファミリーの観光地としては、大正解でした。
この記事では、
- 水木しげるロードってどんな所なの?
- ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターに会えるってホント?
- 子供連れでも楽しめるの?
- 子連れだとどのくらいの時間を見ておいた方がいいの?
といった疑問に答えられるように、写真多めでまとめました。
あなたもきっと行きたくなること、間違い無しです。
ちなみに、ボリュームが大きくなり過ぎてしまったので、記事を2回に分けて紹介します。
では、参りましょう。水木しげるロードの魅力満載、写真を大量に載せました。
Contents
水木しげるロードとは
昨年(2018年)、水木しげるロードが誕生して区切りの25周年。
これを機に大リニューアルオープンしました。(7/14に完成)
意外や意外。25年前から存在していたようです。
私も子供がいなかったらその存在すら知らなかったかもしれません。
みなさんご存知の漫画家、水木しげるの漫画キャラクターが、所せましと商店街を彩ります。ひとつひとつの銅像やモニュメントは、とても完成度が高く、ずっと見ていても飽きません。美術館感覚で観光するのもありだと思います。
場所は、鳥取県境港市の端っこに位置します。
飛行機でお越しの場合は、「米子鬼太郎空港」が最寄の空港となります。ただし、鬼太郎空港と繋がっている空港は限られているので、事前に米子空港行きの便があるかを調べておくことをおすすめします。我が家の場合は、直行便が無かったので、車移動となりました。高速道路は、米子自動車道を使いましたが、とても空いていて快適にドライブすることができました。途中に見える大山(だいせん)が特におすすめです。近くを通ることがありましたら、是非観てみて下さい。というか、きっと気付くと思います。素晴らしい景観が観られます。
近くは海に囲まれているので、途中、海を見に行っても良いですね。
普段、海を見ることが無いので、これだけでもテンションが上がってしまいます。
これは、境港市の海岸沿いを車から降りて撮った写真です。
地平線の辺りが海です。
実際はもっと近くに海が見えたのですが…。
写真って難しいですね…(-_-;) 次回、頑張ります。
道路標識に鬼太郎キャラクターが登場
米子自動車道を米子ICで降りると、下道で境港市の先端を目指します。
途中、道路標識の看板に鬼太郎のキャラクターが登場します。
上の写真は、高速道路でたまたま撮影に成功した目玉のおやじ。
高速道を降りたあとの下道の方がたくさんのキャラクターがいます。
(残念ながら下道の看板は写真撮れず…)
境港市に近づくにつれ、さらにテンションUPです。
水木しげるロードというか、街全体が鬼太郎に染まる
(というか気持ちいいくらい乗っかってる!)
もう鬼太郎に乗っかり過ぎです。町全体が鬼太郎のテーマパークと化しています。
水木しげるロードに着くと、こんな感じで通りの両脇に銅像がたくさん並んでいます。
ちょっと分かりにくいですが、車道の両脇に、ポツンポツンと黒色の物体が置かれています。これが鬼太郎のキャラクターのモニュメントです。
拡大すると、こんな感じ↓
猫娘の顔がすんごい怖いんですけど…。
他にも沢山、妖怪がいます。自分の知っている妖怪以外も沢山いました。
どれも非常にクオリティが高いです。見ていて全然飽きません。
さらに、妖怪に詳しくない人でも、この「妖怪ガイドブック」があれば大丈夫。
スタンプラリーの台帳にもなっている、妖怪ガイドブック。水木しげるロードに登場する妖怪たちを、写真付きで解説してくれる便利グッズ。JR境港駅(鬼太郎駅)に観光案内所が併設されており、そこで購入することができます。税込み120円。安い!
ちなみにこのスタンプラリー、全部で35個スタンプを集めるとコンプリートするのですが、これがなかなかに難易度が高いです。
我が家は、幼稚園の子供連れで挑んだのですが、ゴール地点の駅に着いた時、2個スタンプが足りないことが判明。
3時間歩いての結果ですから、今からまた引き返す体力も気力もありませんでした…。
結局、33個で終了。
35個コンプリートした人には、「完走賞」というものがもらえるようです。
賞状のようなものでしょうか。
35個集めなくても、20個以上集めた人にも、努力賞的な「のん気シール」というものがもらえます。
ええ、その名の通りシールです。鬼太郎のキャラクターが描かれたシールでした。
折角なので「のん気シール」をもらった時に、写真を撮ろうとしましたが、瞬殺でした。
娘の手にかかればシールごとき、瞬殺されます…。
シールの柄が気になる方は、頑張ってスタンプ20個以上ゲットして下さい。
水木しげるロードの所要時間|歩くとどのくらい時間かかる?
水木しげるロードは、全長800m。
駅を出発地点として歩いて、また戻ってくると、往復1600mです。
我が家は、妻と幼稚園の娘と道草しながら歩いて、所要時間にして往復3時間かかりました。
幼稚園児と歩いて、所要時間:往復3時間
しかも、当日は9月だと言うのに、37℃の真夏日でした。滝のような汗が大量に出ました。娘は相当頑張ったと思います。でも、弱音を吐くことなく、3時間歩き続けました。鬼太郎の世界に入り込んだことが、さぞや楽しかったのでしょう。
途中、井戸水を汲める遊び場があったりして、遊びながら暑さ対策もできました。この井戸水には大変助かりました。水も冷たくて気持ちよかったです。
水木しげるロードは、片道800mと長いですが、所々にこのような地図が置いてあり、現在位置を確認できます。このマップは地味に役に立ちました。あとどれだけ行けばゴールかが分かるだけでも、疲れは半減します。
ちなみに、トイレの数が少ないので、トイレの場所を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ↓
いろんな所に鬼太郎キャラクターがいて楽しい!
水木しげるロードには、至る所に鬼太郎キャラクターが潜んでいます。挙げ出すとキリが無いですが、いくつか紹介します。
ゲゲゲの鬼太郎の着ぐるみキャラクターが、しげるロードのどこかで出没するらしい。日替わりでキャラクターが変わるのも良いね。この日は、「ねずみ男」と「猫娘」でした。
幸運なことに、猫娘と遭遇することもできました。場所は、水木しげる記念館の中。休憩中だったのかな?
その時の写真がこれ↓
着ぐるみキャラ以外にも、いろんな所に隠れています。
マンホールの柄も鬼太郎(写真は一反木綿。他にもいろんな妖怪がいます)
警察の前にも警官姿の鬼太郎がいます。
(警官が立っていたので、カメラを向ける勇気がありませんでした…)
電車も鬼太郎のペイントが施されています。
バスも鬼太郎のペイントが施されています。
タクシーの屋根には、目玉おやじ。これは可愛い。
郵便ポストも鬼太郎。
パン屋さんも鬼太郎。(お店の名前は、神戸ベーカリーです)
ランチをパン屋さんで食べても良いですね。店内に飲食スペースもあります。
お客さんもいて、とても繁盛していそうなお店でした。
酒屋さんも鬼太郎(目玉おやじが妙にマッチしています)。
商店街のお店は99%鬼太郎でした。
ホントに鬼太郎のテーマパークって感じでした。
商店街は、ゴミひとつ落ちておらず、とても綺麗な商店街でした。
地域一丸となって、鬼太郎を盛り上げている感じが伺えました。
水木しげるロードのちょっとした仕掛け
(普通、気付きませんよ!コレ!)
水木しげるロードには、沢山の仕掛けが施されているようです。我が家で見付けられた物をいくつか紹介します。(自分で見付けたい方は、飛ばして下さい。ネタバレ情報です)
怪しい穴の中をのぞくと…
街灯の類の柱なのですが、良く見ると不審な穴が開いているではありませんか。
(目玉おやじの「目だま」の穴のところです)
中を恐る恐る覗いてみると…。
えーーー!妖怪がいるーーー!(楽しい!)
これはナイスな仕掛けですねー。子供も大喜びです。上の写真では、ぬりかべでしたが、他にもたくさん穴があるので、それぞれ異なる妖怪が入っています。これ考えた人、すごいですね。
妖怪広場の木
スタート地点の鬼太郎駅から10分ほど歩くと、「妖怪広場」なる場所が見えてきます。
ここでは、河童の泉や目玉のおやじの電球などが観られます。
目玉おやじの街灯↓
(これは賛否両論ありそうなビジュアル…)
そして、実はこの広場に、秘密の小部屋が隠されているのです。
それが、こちらの木↓
パット見は、ただのボサボサの木ですが、よーく見ると…
何やら入口らしき穴がありますよ!
中を覗いてみると…
中は、隠し小部屋になっていました。
猫娘のベンチもあります。
こういう秘密基地のような空間、子供、大興奮です。おすすめ!
ついでに、外の鬼太郎の銅像↓
ピントが合っていないのは、偶然ですが、ちょっとボカし気味になって、これはこれで良しとしよう。小便小僧です。当然、子供、大好きです。子供、大興奮。おすすめ!
無料の足湯もあるよ!
ゴール地点のすぐ近くに、足湯もあります。もちろん、無料です。
長旅で疲れた足をゆっくり休められるこの心配り。素敵です。
「妖怪たちの足湯」と書かれた看板がありますが、特に妖怪の仕掛けはありません。普通に良い足湯です。
そんなに大きくはありませんが、この日は平日の午前中だったので、あまり混んでいませんでした。
夕方になると、ゴールする人が増えるから混むのかもしれません。午前中が狙い目かも。
続きは、次回の記事になります。
珍しく写真多めにしたら、ボリュームが大きくなり過ぎてしまいました。
次回の記事では、今回書ききれなかった見所と、注目は「夜」の水木しげるロードの顔です。妖怪の世界らしく、夜は夜でさらに良い雰囲気が味わえます。
次回の記事をお楽しみに!
まとめ|水木しげるロードの所要時間は3時間
水木しげるロードは、見所満載!
小さい子供連れの場合は、滞在時間にして往復3時間ほどかかるので、早めのスタートをおすすめします。
さらに、いたる所に楽しい仕掛けが満載。きっと楽しめると思います!
続きは、次回の記事でお会いしましょう。
おすすめカフェや、夜のイルミネーションについて紹介します。
水木しげるロード後半の記事は、こちら↓
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。