「いぼ痔」と言う病(やまい)をご存知でしょうか。
「いぼ痔」…正式名称は、痔核(じかく)。通称:いぼ痔。過度のいきみ、血行障害などにより生じる肛門部の腫れ。
「いぼ痔」で悩んでいる人の話は、たまに耳にしていましたが、何がどうなって、何で痛いのかが全く理解不能でした。しかし、
今は分かります。
その気持ち、痛いほどよーく分かります。
なりましたので。いぼ痔に。
という訳で、今回は、いぼ痔についてのお話です。
この記事では、
と言うことを紹介したいと思います。
それでは参りましょう。いぼ痔は、とっても辛い病気だけど、ちゃんと治る病気です!
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Contents
テレワーク3か月目。いぼ痔は、突然やってくる
この夏、人生で初のいぼ痔を経験しました。
お尻の穴から、いぼ状のコブが、ポッコリと出てくるアレです。(体験しないと分からないと思いますが…)
大きさで見ると、出っ張りは5mm以上あったと思います。
お尻の穴付近の感覚というのは、意外に敏感みたいで、そのポッコリができたのはすぐに分かりました。昨日まではなかった「異物」がお尻の穴に付いている感じ。
本当に嫌な感覚でした。
いぼ痔の原因は、テレワーク
いぼ痔になる原因は、いろいろとあるようですが、私の場合は、
テレワーク
が原因でした。
コロナの影響で、週の半分くらいは自宅でお仕事(1日8時間以上パソコンに向かうお仕事)をしていました。
そんな中、いぼ痔になってしまったのです。
一番、体に良く無いのは、
長時間のデスクワーク
です。(長時間のデスクワークで尿管結石になってしまった体験記も興味のある方は見ていって下さい)
いぼ痔になる原因のひとつに、
お尻の肛門付近の血管のうっ血(血管が詰まること)
があるようで、これによっていぼ痔を誘発してしまうようです。
定期的な休憩を挟んで、椅子から立ち上がったり、歩いたりして、お尻の血行を良くすればよかったと思いますが、在宅だと、周りから仕事を妨害されないので、デスクワークに集中し過ぎちゃうんですね。
仕事の効率としては、めちゃくちゃUPしてると思いますが、デメリットとして「いぼ痔」があるなんて、全く想像できませんでした(笑)
いぼ痔は、痛くて歩くのも辛い
いぼ痔になって分かったことは、
歩く時に オカマちゃん みたいになること
です。
笑い事みたいですが、当の本人は笑い事ではありません。
ホントに痛いのです。
イボがパンツに触れるだけで、針をチクッと刺されるくらいの鋭い痛みが走ります。
なので、極力、イボとの接触を避けなければいけません。
そこで、お尻の筋肉で、肛門付近を固く閉じ、イボとパンツとの接触をさせないようにします。
これが中々に難しい。
お尻の辺りに力を入れて、完全ガード状態で歩くと、
はい、オカマちゃん歩きの出来上がりー!
(笑い事ではありません。本人は必至です)
肛門科の病院で診てもらったら
2~3日してもいぼ痔が治らず、さすがにこれは耐えられない! と思い、これまた人生初の肛門科の病院へ行きました。
朝一にも関わらず、たくさんの患者さんがいました。
受付を済ませ、待合室でソファーに腰掛ける時も、いぼ痔が当たって痛いので、必然的にソフトタッチな座り方になります。(要するにめっちゃスローで腰を下ろします)
いやぁ、座るだけで辛い。できればこの場で寝転んで、ポッコリ出たイボと周りの物体との接触を減らしたい。
そんな気持ちで我慢して座っていると、周りの患者さんたちも、めっちゃソフトタッチで座ることに気付きました。
あぁ、同志よ。
名も知らぬ人達ではあるが、同志と思わずにはいられない。
ご年配の方が多い感じはしたが、中には20代くらいの若い人もちらほらいる。
さらに、若い女性も多い。女性の場合、どうやら出産後に痔になってしまうことが多いらしい。出産するのも死ぬほど大変だろうに、出産後もこんな苦痛に耐えないといけないのか。女の人ってすごいな。と、勝手に感心していました。
30分ほど待っていたら、自分の診察の番になりました。
肛門科の先生の年齢は、60歳くらいの超ベテラン先生でした。
後で知ったことですが、どうやらこの業界ではとても著名な名医のようでした。
さっそく診察台に寝かされ、横向きになった状態でお尻の穴を診てもらいました。
普通の人は、このお尻の穴を見られるシチュエーションは、かなり恥ずかしい場面だと思いますが、私の場合は全く恥ずかしさはありませんでした。
なぜなら、既に全く同じシチュエーションを体験していたからです。
昨年、尿管結石を患った際にも、診察台の上に寝かされ、その時はお尻に座薬を入れてもらう場面でしたが、画ずらは全く同じですね。
診察台に横になってお尻を出す画。
話をいぼ痔に戻しまして、肛門科の名医がイボの状態を診ます。
「出てますねー」
はい、出てます。出ちゃってますとも。
「ちょっとイボを元に戻しますねー」
私の肛門の中に、名医の指がグリン!と入る。
次の瞬間、痛みが和らぐ。
え? 何したのコレ?
どうやら、名医は指で肛門の外に出ていたイボを、本来あるべき肛門の内側に戻したようでした。
戻るんかい!!
「今回のイボは、元々、内側にあったイボだね。イボが大きくなると、外に飛び出ちゃうんだね。外に飛び出ると、血管が詰まり易くなるので、イボが出ちゃった時は、自分の指で内側に戻すといいよ」
と教えて頂きました。
なるほどっ! 出したものは、元に戻す。 おもちゃもいぼ痔も同じなのね!
妙に納得した私は、診察が終わった後、またすぐに出てしまういぼ痔を、自分の指で戻す極意を伝授されたのでした。
いぼ痔のお薬は、軟膏のみ
いぼ痔のお薬は、1種類の軟膏のみでした。
何か特別な飲み薬がある訳ではなく、基本は血管のつまりを解消すれば、自然と治っていく病気のようです。
軟膏は、浣腸のようにお尻の穴から先っぽを入れて、お尻の中へ軟膏を注入するものでした。
これを朝晩、一日2回注入するだけです。
名医に診てもらって、2日目にして早くも効果が現れました。
昨日よりも、明らかにイボの大きさが小さくなっているのが分かりました。
日に日にいぼ痔は小さくなっていき、1週間後には全く分からないくらいまで回復しました。
これが私の人生初のいぼ痔が治るまでの体験記です。
まとめ|テレワークは、いぼ痔に注意です!
テレワークで、いぼ痔になりました。というお話を紹介しました。
そして、いぼ痔は正しい治療を施せば、1週間くらいで治ったよ! というお話も紹介しました。
一番大事だと思ったのは、「いぼ痔になったら、慌てず、騒がず、イボをお尻の内側に戻してあげる」ことです。
イボの大きさが大きいと、すぐに外へ出ちゃいますが、諦めずに内側へ戻してあげることが完治の近道だと思いました。
そして、何よりも重要なのが
「長時間のデスクワークはNG!」
と言うことです。
長時間のデスクワークほど身体に悪い物はありません。
私の体験談ですが、長時間のデスクワークで尿管結石の被害にも逢いました。
本当に長時間のデスクワークは身体に悪いです。
集中することは良いことですが、意識して椅子から立ち上がって休憩することがとても重要です。
コロナの影響で、テレワークの機会が多い方もたくさんいらっしゃるかと思います。
くれぐれも、テレワークで頑張り過ぎずに、こまめな休憩を取ってお仕事することを強くおすすめします。
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テレワークは、尿管結石にも要注意です。尿管結石で死ぬほど苦しんだ体験記も興味がありましたら読んで下さい↓
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。