こんにちは、尿管結石の人です。
人生初の尿管結石を卒業して2か月が経とうとしております。
この2か月経っても、未だに尿管結石の記事を書き続ける辺りが、尿管結石の強烈さを悟って頂けるかと思います。
さて、尿管結石を卒業してからも、
「あの痛み、不快な症状の原因は何だったんだろう?」
と、時間を見付けては調べておりました。
今回、ひとつ有益な情報が分かりましたので、皆様に紹介したいと思います。
テーマは、ずばり…
尿管結石の症状: 残尿感
です。
私個人の体験談を踏まえ、具体的に紹介します。
特に、
今現在、原因は分からないけど、残尿感を感じるんだけど…
と言う方に読んで欲しい記事です。
Contents
残尿感を感じたら、尿管結石を疑うべし
私個人の尿管結石の症状としまして、強烈に記憶に残っているのが、
強烈な残尿感
です。
残尿感を語り出すと、1日中しゃべり倒せるくらい、辛い体験を味わいました。
結論から言いますと、
今まで経験したことが無いような残尿感を感じたら、尿管結石を疑うべし!
です。
残尿感の症状はどうして起こるの?
残尿感の症状が現れる原因として、泌尿器科の主治医の先生に聞いたところ、
- 尿管結石のため
- ストレスのため
と、2つの原因が考えられることを教えてもらいました。
②のストレスについては、病名は、
慢性前立腺炎
と言います。
この記事は尿管結石の記事なので、詳しい説明は割愛しますが、ざっくり言うと、
長時間のデスクワークや疲労、ストレスなどが原因の、30-50歳代の人に見られる病気
です。
キーワードとして、「長時間のデスクワーク」や「ストレス」があったので、私もこの病気かと始めは疑っていましたが、結果的には尿管結石が原因でした。
なぜ尿管結石の症状として残尿感が出るの?
結石ができることで、なぜ残尿感の症状が現れるのか?
これが私の理解できていなかった大きな疑問点でした。
いくつもの病院などの専門家による情報を調べたところ、
残尿感の原因は、ズバリ、
結石が尿管から膀胱近くまで落ちてきたことによる、膀胱刺激症状
でした。
膀胱刺激症状とは?
膀胱刺激症状とは、
残尿感や頻尿、尿意切迫感を感じる症状のこと
を言います。
「尿意切迫感」と言うフレーズが妙にしっくりきます。
膀胱刺激症状は、一般的には、膀胱炎や前立腺炎などで、膀胱の知覚神経が刺激されることによって起こる症状です。
しかし、尿管結石で結石が尿管から膀胱近くまで落ちてくると、膀胱炎や前立腺炎と同じ症状である「残尿感」や「頻尿」、「尿意切迫感」が現れることがあるようです。
残尿感の症状が出る時の尿管結石の位置
残尿感の症状が出た場合、尿管結石は、尿管のどの位置にいるのかと言いますと、
尿管の一番下の方(膀胱に近い所)
です。
下の図を見て下さい。
③の「膀胱開口部」がそれに当たります。
つまり、
尿管の中でも最も管が狭い3か所の内の最後の難関
です。
この膀胱開口部で尿管が詰まってしまうと、膀胱刺激症状を発症するのです。
膀胱刺激症状が起こると、次は痛みが発生する
膀胱刺激症状が起こっているということは、つまり、
結石が尿管をふさいでいる可能性が高い
と言うことです。
こうなると、次に起こる症状は、
結石が尿管をふさいで、尿が排出できなくなることによる痛み
が発生します。
尿管が詰まり排尿されないと、腎臓に悪い影響が出る
私の場合、左右に2つある腎臓の内、右側の腎臓に負担が掛かりました。
右側の尿管に結石が詰まっていたためです。
長い期間、腎臓から尿が排出されない場合、腎機能障害が起こる可能性も出てくるようです。
その結果、体内の老廃物を排出できなくなってしまいます。
もし残尿感が出た場合は、早めに泌尿器科で診てもらうことをおすすめします。
体験談|残尿感が出始めてから、結石が出るまで
続いて、私の体験談を紹介します。
私の場合、残尿感が出始めたのは、ある日突然、朝のことでした。
残尿感を感じた1日目
いつも通り、早朝にクルマで出勤する際のことです。
妙に尿意をもよおす。
「家を出る前におしっこし忘れたのかな?」
その時はその程度でした。
しかし、妙に強い尿意。尿意切迫感です。
トイレでおしっこを出そうとしても、チョロっとしか出ません。
「何か変だ…」
排尿した後も、すぐに尿意を感じます。
明らかにおかしい、とすぐに感じました。
しかし、原因が全く分からない。
そんな残尿感を残したまま、5時間ほどが過ぎた頃から、いつの間にか症状が治まっていました。
「あれは何だったんだろう?」
残尿感を感じた2日目
次の日の朝、前日と全く同じ症状が現れました。
強い残尿感です。
「また来たよ。嫌だなぁ…」
この日も5時間ほど耐えた後、いつの間にか症状が治まっていました。
二日連続で症状が出たので、次の日、泌尿器科を受診しました。
残尿感を感じた3日目
この日は、なぜか残尿感がありませんでした。
でも、ひとまず泌尿器科を受診しました。
先生に診てもらったところ、
- 尿管結石は見つからない
- ストレスが強いと残尿感の症状が出る場合がある
とのことだったので、この時はストレスが原因だったのだと結論付け、ひとまず帰宅しました。
残尿感を感じて8日目
その後も症状が出なかったので、普段通り生活を続けていました。
そして、それはまた突然やってきました。
「…来た! またあの嫌な残尿感だ…」
今回の残尿感は、以前と比べてより強く、さらに、
お腹全体に重い痛み
も伴いました。
「これは明らかにおかしい…」
1時間ほど耐えましたが、耐えきれない痛みになってきました。
今、思えば、この症状は、
膀胱付近の尿管に結石が詰まって、完全に尿をせき止めた状態
だったのです。
「強い残尿感」と「重い痛み」
この二つが同時にやってきたのです。
尿管に強い圧力が加わり、その上、右側の腎臓にも尿が溜まり、炎症を起こしていました。
辛い状況の中、病院へ直行しました。
その後の病院でのドタバタ劇は、こちらの記事にまとめました。ご興味がありましたらご覧ください↓
まとめ|残尿感を感じたら、まずは泌尿器科へGO!
残尿感を感じたら、ひとまず泌尿器科を受診することをおすすめします。
尿管結石の症状としては、激しい痛みに目が行きがちですが、強い残尿感も併発することがあります。
それと同時に、強い残尿感を感じたと言うことは、尿管の下の方に結石があるという証拠でもあります。
尿管結石が出てくるまであと少しです。
きっと石は出て来てくれます。あと少し、頑張りましょう!
尿管結石を早く出す方法をまとめた記事もありますので、良ければ読んでみて下さい↓
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。