こんにちは。管理人です。
本記事では、喜多川泰さんの本「上京物語」に出てくる名言の中から、成功するための「3つの方法」をお届けします。
完全にネタバレになってしまうので、まだ本を読んだことの無い方は、本を読んでからこの記事を見ていただくのを推奨します。
一方、一度は本を読んだけど、もう忘れたー!
という人は、是非この記事を読んでみてください。管理人の解釈が多分に入っているところは、ごめんなさい。
この記事を読むと、こんなことが分かります。
- 「上京物語」に出てくる父の成功するための「3つの方法」が分かる。
- 成功するための「3つの方法」の要点が分かる。
この記事は、こんな人が書いています。
- 「上京物語」が好きな人。
- 喜多川泰さんの本が好きな人。
- いつも人生の壁にぶつかっている人。
ちなみに、「上京物語」のあらすじを忘れてしまった方は、こちらの記事も参考にして下さい↓

では、参りましょう。喜多川泰さんの作品「上京物語」成功するための3つの方法とは!?
- タイトル:「上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え」
- 著者: 喜多川 泰(きたがわ やすし)
- ジャンル: 教養小説(自己啓発書の要素が入った小説)
- 出版年: 2009年
- 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
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3つの方法|その1:時間を投資する

父の手紙には、「5つの教え」に加え、成功するための「3つの方法」も綴られています。
では、さっそく成功するための「3つの方法」のうち、1つ目の方法をみていきましょう。
1つ目は、「時間を投資する」です。
”「投資」とは何かをよく考えてみよう。
今ある財産を今使う。これは「消費」だね。
今ある財産を今は使えないものに変えて、将来大きくなるのを待つ。これが「投資」だ。”
この言葉だけでは、いまいちピンとこないですよね。
父が何を言いたいのか。
次の言葉で、父の言いたいことが何なのか、わかります。
”たとえばおまえに、五時間の暇があるとしよう。
アルバイトをしてこの「五時間」という財産をお金に換えると、五千円ほど手にすることができる。
多くの人は労働を将来の自分のための投資だと考えているが、それは間違いだ。
その場でお金に換えているんだから、今の自分の欲求を満たす行為なんだよ。”
多くの人ががんばっている方向が、実は自分の最も貴重な財産である「時間」をお金に換えているだけの「消費」である。
なかなか手厳しいことを父は言いますね。
でも、それだけにめちゃくちゃ心に響きます。本当にその通りだと。
がむしゃらに働いていた20代。
体調の変化に気づきながらも労働時間が長ければ長いほど会社に貢献している感を持てて「これが正しい生き方」と信じて疑わなかった30代。
そして、その考え方が間違っていることに気づいた40代。
「時間」は「人生」そのものです。
その人生を会社に全部つぎ込む。
会社での労働を否定する訳ではありません。生活する上でお金はもちろん必要なので、労働はすべき。
でも、全ての時間をつぎ込んでしまうのは、あきらかにバランスを崩している。
そう思います。
1日はみな平等に24時間与えられます。その24時間をどう使うか。
人間は睡眠が必要なので、まずは8時間は必要です。(6時間で問題ないショートスリーパー体質や、10時間ないと持たないロングスリーパー体質の人など様々ですが、ここはシンプルにするために8時間とさせて下さい)
8時間は、1日の3分の1。では、残りの3分の2をどう使うか。
会社に16時間全部つぎ込む!
そんな人は少ないですよね。(中にはいるかもしれませんが…)
では、14時間? 12時間? 10時間?
日本のフルタイムの労働時間は8時間ですが、休憩時間が1時間、通勤時間が2時間とすると、8時間労働でもおよそ11時間は消費していることになります。
となると、残りは5時間しかありません。
5時間といっても、食事や家事、お子さんのいる家庭では子供の世話でおおくの時間が必要です。
最終的に残った時間は?
残業なしの8時間労働でも、1日に残された「自分の時間」があまりにも少ないことに気づくでしょう。
時間の使い方は、毎日の積み重ねなので、小さな時間や工夫次第で大きな効果を期待できます。
毎日の会社の残業。
時間をお金に換えるだけの消費。
もったいないと思いませんか?
”そう、たとえば、この本を読むことに費やしたらどうだろうか。
もちろんその場では一円も手に入れることはできない。しかし、今後の人生において手にできるものは、どんなに少なく見積もっても五千円以上の価値になると思うんだが、どうだろう?”
父は、アルバイトする時間を読書の時間に換えるとどうなるか、というたとえ話をします。
誰もが分かるはずです。読書の方が五千円以上の価値があることに。
”これが「時間を投資する」ということなんだよ。”
時間を自分に投資するのが一番わかりやすい例だけど、父は時間以外にも自分に投資できるものはあると言っているね。これ以降は、私たちが考えることかな。
「時間」を自分に投資する。時間をお金に換えるような消費はもったいない!
3つの方法|その2:頭を鍛える

成功するための3つの方法、その2は、「頭を鍛える」です。
父は、ライオンを例に何を鍛えるのが正解かを問います。
爪と牙を手放したライオンは、どうなるか?
もちろん、毎日の狩りで獲物を捕まえることができなくなるので、爪と牙を手放したライオンは、強いライオンのおこぼれを貰いながら生きていく羽目になります。
人間も同じ。
人間は頭脳のかしこさで生物の頂点に君臨しました。
その人間が頭脳を鍛えるのをやめてしまったら…。
そう、ライオンと同じですね。
頭の良い人間のしたで、おこぼれをもらう人間におさまってしまうのです。
”一生自分の好きなことをやって生きてゆく強さが欲しければ、人間の持つ一番の武器である頭を鍛え続けなければならないんだ。”
人間である以上、頭を鍛えることは必須なんですね!
人間は、頭を鍛えるのをやめると、自由に生きづらくなる。頭の良い人間に支配される側の人間になってしまう。
3つの方法|その3:心を鍛える

成功するための3つの方法、その3は、「心を鍛える」。
そうですよね。
「心を鍛える」なんて発想は、今までなかったかも。
父は、心を鍛えることを分かりやすい例えで説明します。
”すばらしく鍛えあげられた肉体を見たときに、
「あの人はいいなぁ。生まれつきすばらしい筋肉がついていて」
なんて言う人はいない。”
心も筋肉と同じ。父はそう説明します。
心も鍛えあげるものだと。
そして、心も筋肉と同じように、一日で急に鍛えられるものではないこと。
毎日の積み重ねで、少しずつ鍛えられるものだと。
心を鍛えるには、毎日の心構えが大切。前向きに、笑顔を絶やさず、明るい心で。
ちょっと、一番大変そうな教訓になりそうだけど、心も鍛えられることを知ったうえで生活を送るだけでも、成長しそうな感じがしますね!(無理やり笑顔で!)
心も日々の心構えで鍛えられる。一日で鍛えられるわけではない。
まとめ|「上京物語」成功するための3つの方法

本「上京物語」で成功するための3つの方法について紹介しました。いかがでしたでしょうか。
成功するための3つの方法は、以下の3つ。
- 時間を投資する
- 頭を鍛える
- 心を鍛える
時間を投資する意味を知っていれば、今、この瞬間から成功者へ近づけます。
頭を鍛える意味を知っていれば、勉強する姿勢が変わります。
心を鍛える意味を知っていれば、今は弱くても強くなれると信じて前向きに生きることができます。
父、最高です。
私も父を胸ポケットに入れて生活を共にしたいです。
尊敬する父の5つの教えは、こちら↓

上京物語の次に作られた作品は、こちら↓

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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。