子供の頃、毎日牛乳を飲んでいたら、デカくなりすぎた人です。こんにちは。
(※近年の研究では、牛乳をたくさん飲んでも身長が伸びる訳では無いみたいです)
今日は、牛乳の話です。
牛乳、みなさん飲んでいますか?
子供の頃は、牛乳大好きだった人も、大人になると急に不人気になる飲み物ナンバーワンが牛乳ですね。(勝手にランキング)
子供の頃に、親から、
「牛乳は栄養満点なんだから、たっぷり飲みなさい」
とか、
「え?もう賞味期限切れてるの?1日くらい大丈夫やて。飲みなさい飲みなさい」
とか、
「母ちゃん、この牛乳、ちょっと変な味するー」
「え?そんなことないやろ。あら、この牛乳、賞味期限10日も切れてるわ。ゴメン!」
ブーーーー!(鼻から牛乳)
とか言う会話が日常茶飯事でした。
ところで、最近、牛乳に関する気になる噂を耳にしました。
それは、
牛乳を飲み過ぎると、大腸がんになり易いらしい
という噂です。
マジですか。
子供の頃、あんなにガブガブ飲んでいた牛乳が、実は身体に悪いと。
健康に良いって、こぞって大人が言ってた牛乳が、実は発がん性物質を含んでいると。
これは聞き捨てならない情報ですね。
早速、リサーチです。
という訳で、この記事は、
牛乳に発がん性物質が含まれているって、本当?
の噂に迫る記事となっております。
現在の最新情報を踏まえてまとめておりますが、時代と共に常識が変わっていくことは多々あるので、その辺は、ああ、こんなことが最近言われているのねー。くらいに聞いて頂ければと思います。
では、参りましょう。牛乳は、発がん性物質が入っちゃってるの?
Contents
牛乳は、発がん性物質が疑われている危険かもしれない食材です
ちょっと言葉をにごす感じの表現になってしまいますが、医学博士の牧田善二氏によると、
牛乳は、発がん性物質が「疑われている」食材
のようです。(みんながみんな、危険と言っている訳ではありません)
※ちなみに、牧田氏は、糖尿病の専門医で、著書「医者が教える食事術」がベストセラーとなった、テレビの金スマにも出演している有名なお医者さんです。
牧田氏によると、特に、
「大腸がん」との関係が疑われている
ようです。
さらに、2015年に「アメリカ臨床栄養学会誌」で発表された研究によると、乳製品の摂取量が1日当たり400グラム増えるごとに、
前立腺がんのリスクが7%上昇する
とのことです。
さらに、国際がん学会誌(※1)で発表された内容では、
卵巣がんのリスクが13%も上昇する
ようです。
(※1)国際がん学会誌:Larsson SC, Orsini N, Wolk A. Milk, milk products and lactose intake and ovarian cancer risk: a meta-analysis of epidemiological studies. Int J Cancer. 2006; 118(2):431-441
「そんなん急に言われても困るわ!」
と言う声が聞こえてきそうですが、我が家も同じです。
「おいおい。牛乳屋さんよー。どないなってん?
牛乳は、栄養満点いうから小さい子供にも飲ませてたのに、どうしてくれるんや?」
我が家では、子供も牛乳が大好きですが、親も大好きです。
冷蔵庫には、常にストックが2本入っています。
この噂を知ってからと言うもの、子供に如何に牛乳を飲ませないようにするか、あの手この手を試行錯誤しているところです。
毎日、水分補給といったら「牛乳」という生活をしてきた子供なので、いきなり牛乳は健康に悪いからダメ。と言っても、聴いてくれる訳がありません。
最近は、なんとか牛乳からミネラルウォーターに少しずつシフトしていますが、まだまだ牛乳がメインの生活が続いています。
今のところ、完全に黒では無いようですが、怪しいと疑われている食材であることは間違いなさそうです。
なので、できる範囲からではありますが、我が家でも牛乳の飲む量を、少しずつ減らして行きたいと考えているところです。
牛乳は、健康に良いと言われているけど、実は…
牛乳は、健康に良い栄養素がたくさん含まれている、と昔から言われますよね。
確かに牛乳には、豊富な栄養素が含まれています。
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- ミネラル(カルシウムなど)
- ビタミン(A、B2など)
特に「カルシウム」は、昔からよく親に言われましたよね。
「牛乳飲んで、たくさんカルシウムを摂ったら骨が丈夫になる」なんて。
でも、実は牛乳単体では、ほとんど骨は強くならないようです。
それは、
カルシウムは、マグネシウムと一緒に摂取しないと、身体に吸収されないため
です。
残念ながら牛乳にはマグネシウムはほとんど含まれていません。(ちょっとだけ入っていますけどね)
だから、骨を強くしたいのであれば、カルシウムを吸収しやすくするために、一緒にマグネシウムを摂らないといけない訳です。
ちなみに、マグネシウムが多く含まれる食材は、
- 豆類(きな粉、大豆、あずきなど)
- 海藻類(ワカメ、のり、昆布など)
- 魚介類(にぼし、いわし、かつお節など)
- ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)
- 野菜(切り干し大根、ほうれん草など)
- ミネラルウォーター(硬度の高い硬水)
です。
牛乳を飲む時は、これらの食材と一緒に食べると、カルシウムを効率的に摂れて、骨も丈夫になると思います。
牛乳アレルギーの原因と疑われているのが、牛のエサ
次に、牛乳アレルギーについてです。
皆さんの周りにも、子供の頃から牛乳を飲めないアレルギー体質の子が何人かいたのではないでしょうか。
医学博士の牧田氏によると、遺伝子組み換えされたトウモロコシや小麦などを食べている乳牛は、遺伝子組み換えされたエサの影響が乳に出ないということは考えにくい、との見解を示しています。
さらに、「アトピー」や「ぜんそく」などの様々な病気の原因になると言われているようです。
これらの説は、まだ確定では無いようですが、やはり怪しいと疑われている食材なので、できれば飲む量を控えた方が良さそうです。
牛乳の飲み過ぎが、1型糖尿病の原因となる
牛乳の飲み過ぎは、「1型糖尿病」の原因となる説もあるようです。
元々、牛乳には多くの糖質が含まれており、さらに液体なので人間の身体に吸収されるのが早い食材です。
血糖値も高くなりますので、やはり牛乳の飲み過ぎには、気を付けた方が良さそうです。
牛乳よりも「豆乳」がおすすめ!
ここまで、牛乳はヤバそうだ。と言う話しかしていないような気がしますが、じゃあどうすればいいんだ。子供には何を飲ませればいいんだ。と言う話になります。
そこで、お勧めなのが、
豆乳
です。
豆乳の栄養価も、牛乳と負けず劣らず優秀です。
何より、牛乳には無い
抗酸化作用のあるイソフラボン
を多く含んでいるのが豆乳です。
抗酸化作用とは、アンチエイジングや美容にも効果のある作用ですね。
イソフラボンは、是非、毎日摂取したい栄養素です。
今のところ、牛乳のように発がん性物質の疑いの噂はありませんので、牛乳の代わりに飲むのであれば、豆乳が良さそうです。
牛乳よりは、豆乳の方が体には良さそう。
まとめ|牛乳よりも豆乳を飲むのをおすすめ
牛乳のヤバい噂をいくつか紹介しました。
- 発がん性物質の疑いあり
- カルシウム豊富だけど骨が丈夫になる訳ではない
- 乳牛のエサが遺伝子組み換えのトウモロコシなど
- 飲み過ぎると1型糖尿病の原因になる
牛乳の代わりに健康によい飲み物としては、豆乳がお勧めなことも紹介しました。
まとめると、現状は完全に牛乳が危険な飲み物と言う結論にはなっていませんが、悪い噂があるのは事実のようです。
なので、ひとまずはできる範囲で構わないと思いますが、牛乳の飲み過ぎには注意が必要ということと、代わりには豆乳が良さそう。と言うことです。
今後の皆様の健康ライフを願いつつ、今日はこの辺で失礼します。
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。