こんにちは、片付けマニア、管理人です。
会社の給湯室で、醜い光景を見ました。
排水溝が詰まっていて、シンク(流し台)に水が溜まってる…。
台所の排水溝が詰まっているのを見ると、嫌な気分になりませんか?何なんでしょう、あの嫌悪感。ただ流れるはずの水が流れないというだけなのに、生理的に受け付けられない衛生状態と言いますか…。
とにかく嫌な気持ちになりますよね。
排水溝が詰まっているような台所で調理した料理は食べたくない。そんな人達に朗報です。
これさえすれば、排水溝の詰まりや嫌な臭いともおさらば。
台所の衛生状態はもちろん、台所スペースもすっきりして、調理スペースも広くなり使いやすくなります。
ポイントは、たった2つ。
たった2つのポイントを実践するだけで、台所が驚くほど清潔で使いやすい空間になります。
では、2つのポイントを詳しく見ていきましょう。
「台所の整理術」編、スタートです。
Contents
台所でやってはいけない2つの事
普段、台所に立つことが多いのは、お母さんです。しかし、ここ10年ほどで日本も徐々に変わりつつあります。お父さんが家事と育児に積極的に参加するようになってきたのです。
ここに来て頂いている方の中にも、お父さんが多いのではないでしょうか。家事を積極的にこなすお父さん、育児に積極的に関わるお父さん。とっても頑張っています。お疲れ様です。平日の日中は、会社で疲弊し、家に帰ったら家事と育児を文句ひとつ言わずに、家庭のために尽くすお父さん。本当にいつもお疲れ様です。
家事の中でも大きな割合を占めるのが、「ごはんの準備」です。
ご飯の準備も、お父さんがこなしている家庭も多いと思います。
平日は会社で帰りが遅くなるから無理だけど、休日はお母さんに変わって積極的にご飯を作ってくれるお父さん。世のお母さんから見ると、理想的ではないでしょうか。
ご飯を作る時に大切なこととして、料理を作るモチベーションがあります。
気分が乗ってこないと、料理を作るにしても楽しくありません。これでは長続きしません。料理を作るモチベーションを上げる重要なポイント。
それは、清潔感 です。
清潔感の無い台所で料理した場合と、清潔感のある台所で料理した場合、間違いなく清潔感のある台所の方が良いに決まっています。
本題です。
台所を清潔にするポイントは、2つのみ。
- 水滴を残さない
- 台所に物を置かない
これだけです。
では、どのようにすれば良いか、具体的に見ていきましょう。
(1)清潔感を保つには、水滴を徹底的に取り除くべし!
台所の清潔感を保つ最も重要なポイントは、カビを生やさないこと、です。
当然のことですが、これができていない台所がほとんどです。カビを生やさないためには、台所を使った後、如何に水滴を放置しないかが重要です。
水滴がカビの元凶だからです。
水滴を残す原因となる代表選手は3つです。多くの場合、この3つが正しく処置できていないために、カビを発生させてしまったり、嫌な臭いがしたり、最悪の場合、ウチの会社の給湯室のように排水溝が流れない状態になります。
しかし、逆に言えば、この3つを攻略すれば、台所を効果的に清潔にすることが可能です。水滴を残す原因となる代表選手は、この3つ。
- 食器洗いスポンジ
- 水切りカゴ
- 排水溝のネット
これら3つをどのように処置すれば良いか、詳しく見ていきましょう。
食器洗いスポンジ
使った後は、きれいに水洗いします。食器の残飯などが残らないように水洗いします。そして、渾身の力で水を絞り取ります。全握力をスポンジにぶつけましょう。必死の形相で力いっぱい絞りましょう。
水滴をほぼ取り去ってはいますが、まだ少量の水滴が残っています。ここで、スポンジ台の上にスポンジを置き、自然乾燥します。太陽光の当たる屋外で、紫外線による殺菌もかねて乾燥した方が効果的ですが、そこまでしなくてもOKです。
これでスポンジの水滴が原因のカビや臭いは防げます。
水切りカゴ(三角コーナー)
生ごみなどを入れる様のカゴです。これも台所を不潔にする元凶のひとつ。
水切りカゴは捨ててしまいましょう。不要です。
不要な野菜の皮や切れ端などは、料理中に視界に入ってプラスになることはありません。シンクの端にゴミを大事に保管しておく理由がありません。ゴミですからね。シンク内にゴミは置かない。シンクは綺麗に保つ。まな板と同じです。シンクもまな板と同じように清潔に扱ってあげましょう。
排水溝のネット
排水溝にネットを張り、生ゴミなどが排水溝に入っていかないようにするための網です。この網も、台所の大切な一員です。まな板やシンク同様、清潔に扱ってあげましょう。
料理がし終わったら、もちろんネットの上に溜まったゴミは捨てる。料理中でも、できるだけゴミは貯めないようにすることをおすすめします。綺麗な環境で料理をすると、料理への熱量も上がります。愛情をこめて料理ができると思います。
料理が終わった後、排水溝のネットは元に戻します。理想は、食器スポンジのように自然乾燥させることですが、そこまで徹底すると面倒だと思います。できる範囲で清潔感を保ちましょう。
ちなみに我が家では、1週間に1~2回のペースで排水溝のネットをスポンジで洗います。やはり常に水にさらされているので、ぬめりが出やすいです。なので、ぬめりが出る前に清潔にします。
(2)清潔感を保つには、物を置くべからず!
これも分かっちゃいるけど、なかなかできない整理整頓です。初めはハードルが高いと思うかもしれませんが、1回片づくとそれ以降はめちゃくちゃ綺麗を保てるようになるので、是非トライして下さい。
物を置かないとは、すなわち「視界に入る領域に物を置かない」です。
視界に入る領域に物を置かない
何を言ってますのん?ってなると思いますが、真面目にそういうことです。
視界に入るところには、物を置かない。
台所には、調理器具や調味料がたくさん存在します。多くの台所では、使いやすいように、すぐ手の届くところへ物を置いて、整理整頓します。
ご自分の台所を見て、いかがでしょうか?整理整頓されている、と胸を張って言えるレベルでしょうか?私も片付けの師匠に出会うまでは、良く使う物は、手の届くところに置いた方が効率的、って思っていました。
が、清潔感を保つ視点から見ると、これは間違いです。
視界から物を無くしましょう。
視界から物を無くすと何が良いか?
掃除がしやすくなるのです。
物がごちゃごちゃキッチンの壁際に調味料やらが敷き詰められた台所を想像して下さい。
その調味料の下のホコリ、どうやって拭き取るのですか?
いちいち調味料を横によけて、ホコリを拭き取ります。
これは面倒です。地味にメンドイ。
結果、調味料の付近は掃除しなくなる。汚くなる。台所空間が汚染される。
そんなん言ったって、調味料やら調理器具やら沢山あり過ぎてしまう所ないわボケ!というあなた。あります。どんなキッチンにも、必要な収納スペースは確保されているのです。収納できないという人は、不要なものをため込んでいるだけ。不要なものは捨てましょう。必要なものだけであれば、十分収納できます。
たとえば、天井側の収納スペース。ここは主に普段使わない調理器具、調味料を収納しましょう。良く使う調味料を下の方の段に収納すれば、より使いやすくなるでしょう。
次に、シンク下の収納スペース。ここは、他と比べて湿気を生じるので、食料品の収納は避けましょう。よく使う包丁やまな板などの調理器具を収納しましょう。
次に、ガスコンロ/電磁調理器の下の収納スペース。ここも他と比べて温度が高くなるので、食料品の収納は避けましょう。よく使う鍋やフライパンなどの調理器具を収納しましょう。
視界から物が無くなったでしょうか。いかがでしょう?
この広いスペース、清潔感のあるキッチン。ここで料理をできる。美味しい料理ができそうではありませんか。
まとめ:台所を清潔に保つポイントは、たった2つ
- 水滴を一滴たりとも残さない。水滴は悪の根源。
水滴を落とす物(食器洗いスポンジ、水切りかご)は、使用後、必ず水切りを実施。水滴を最後の一滴まで絞り取り、シンクの外で自然乾燥。 - 台所スペースには、物を置かない。
これだけで見間違えるほど台所がきれいになります。綺麗なキッチンで美味しい料理を家族にふるまってみてはいかがでしょう。
ちなみに、今回の台所を清潔に保つにも、習慣化のスキルが生きます。習慣化のスキルは、最強のメソッドです。習慣化の記事は、こちら↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。