星野源は、天才だ。
私は、星野源という人間を尊敬している。
本日深夜1時からは #星野源ANN!
今夜のビフォートークは、YouTube Liveに加え、番組公式Instagramアカウントからインスタライブでも配信予定!
ビフォートークの間は放送作家・寺ちゃんの映像をお届けします!▼Instagramhttps://t.co/BBAWE9JV3N
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— 星野源 Gen Hoshino (@gen_senden) March 23, 2021
今でこそ知名度抜群で、老若男女問わず絶大なる支持を得ている星野源だが、2010年当時は、ただの変なお兄さんだった。
いや、断定しては失礼だが、正直、世間的には、ただの「変なお兄さん」と思われていたのではないだろうか。「変なお兄さん」は、私なりに表現する「面白い人」の最上級の誉め言葉だ。
…誉め言葉なんて言うと、これまた上から目線でなんか違う気がしてきた。リスペクト。尊敬の念、これに尽きる。
この記事では、星野源の天才たる所以(ゆえん)を、私なりの切り口で熱く語りたいと思う。
Contents
星野源が天才である3つの理由
冒頭から星野源ではなく、アインシュタインを出してしまい申し訳ない。
星野源を尊敬しているとか言いながら、「星野源」と呼び捨てにする自分もどうかと思うかも知れないが、星野源を「星野さん」とか、「星野源さん」とか呼ぶと、急に一般人化してしまう。
星野源は、「星野源」なのだ。
その昔、世界に仏教を広めたブッダが「ブッダさん」と呼ばれないのと同意だ。星野源は、星野源なのだ。
そんな訳で、星野源と無下に呼び捨てしている訳では無く、むしろ尊敬の念を込めて星野源と呼ばせて頂く。
では早速だが、星野源の天才たる所以を、私なりの切り口で紹介したいと思う。
(1)星野源はバカ
支離滅裂にもほどがあるぞ。
いきなりで大変失礼な文面であるが、星野源はバカである。大変申し訳ないが、普通のバカでは無い。すごいバカである。尊敬に値するバカである。
私が星野源を「天才」と悟ったきっかけは、彼の著書「生活はつづく」を読んだその瞬間からである。
「生活はつづく」の中で、「ばかはつづく」という章がある。これが目から鱗(うろこ)が落ちるほどのバカさだ。
「ばかはつづく」の章は、
九九の後半ができない。
の一文から始まる。九九の後半ができない…? 九九は、「1×1=1」から始まる、あの掛け算の九九だ。2020年の小学校学習指導要領(文部省)によると、小学2年生だそうだ。小学2年生で九九を覚える。
彼は、小学2年生にも劣る超低スペックということだ。
そして、お馬鹿エピソードは続く。
あと絵も異常に下手だ。
犬や猫、鳥などの動物を描くと、決まって下半身が液状になってしまう。
「下半身が液状」
である。
意味が分からないを通り越して、逆に新しい。アートを生業としている人間にとって、「下半身が液状になる」という現象は、理解できない新世界であろう。
バカは突き詰めていくと、天才の域に達するのだ。
そして、おバカエピソードはまだまだ続く。
「うんこナイキの謎」として都市伝説化
もうこれに関しては、説明するのも不毛だ。
とにかく一見は百聞に如かず。一度、星野源の「生活はつづく」を読んで欲しい。勇気づけられる。あぁ、私はまだ全然いける。むしろ優等生。
彼は、そう思わせてくれる
レジェンド・オブ・バカ
なのだ。
私もそんなバカになりたい。周りを幸せにさせてくれるバカに。
この本に掲載されている「舞台はつづく」の章も秀逸だ。電車や会社で読むのは非常に危険。実際、会社で読んで、普段は無表情の男が本を読んで堪えられず吹いてしまったのは吾輩である。
(2)星野源は想像を絶する努力家
星野源は努力家だ。
そんじょそこらの努力家とは訳が違う。次元が違うのだ。
・睡眠時間を削る
・プライベートを仕事に捧げる
・残念なのが元は低スペック
まずは、睡眠時間を削るところだ。
人間、生きるために必要な最低条件が寝ることだ。星野源は、自分の課した目標を達成するためには、自らの睡眠時間さえも削る。徹夜なんて当たり前。星野源の著書「よみがえる変態」(文春文庫)では、楽曲作成の締め切り前は、何日も不眠不休で楽曲制作に取り組んでいることが書かれている。
星野源の活動は、ご存知の通りミュージシャンだけに留まらない。俳優業、ラジオ、舞台、本、ダンス、とにかく活動の領域が広く、そしてどの分野においても第一線で活躍している。
残念なのが、星野源も自ら自虐ネタで世間を笑わせてくれるほど、ベースは低スペックだ。低スペックにも関わらず、各分野で超一流まで昇り詰めている。
各分野でエキスパートになる目安として、その分野を学ぶ投資時間は、1万時間と言われることがある。1万時間と言うと、1日8時間の時間を投資した場合、約3.4年を要する。
1つの分野でも3.4年だ。これを星野源は、ほぼ同時に遂行している。
6つの分野であれば、圧倒的に時間が不足する。
そこで星野源は、圧倒的な努力をする。
睡眠時間を削り、プライベートを削る。想像を絶するような努力を維持してきたのだろう。本当に残念なのが、元が低スペックなところなのだが、もしかすると元が低スペックでなかったら、ここまで努力家の才能を開花されなかったのかもしれない。
そして、努力家であり、ここへもう一つの最強のマインドを持ち合わせることによって、星野源の天才たる所以が説明できる。最強のマインドとは、「決して諦めない」マインドだ。
(3)星野源は決して諦めない男
星野源は、決して諦めない男だ。
・ひとつに絞らない
・やりたいことは全部する
・ヤバい病気(くも膜下出血)で倒れても不死鳥のごとく復活する
前述したように、星野源の活動の場は、多岐にわたる。今までの常識では考えられないほど、活躍の場は広い。そして、どの分野でも超一流だ。
星野源は、俳優業と音楽業のどちらも軌道に乗り始めた頃、周りからどちらか一本に絞るべきだ、と忠告されたと言う。従来通りの一般常識からみると当然だ。
しかし、彼は諦めなかった。やりたいことは全部やる。やりきるためには努力を惜しまない。
そして、睡眠時間を削り、身体を酷使し続けた結果、彼はくも膜下出血で病院へ運ばれることとなった。2012年12月17日、楽曲制作の終盤で起きた出来事である。
数か月、休業した後、彼は復活した。その後の活躍は、みなさんご存知の通りである。これほどカッコいい人間と同じ時代を生きられることに、喜びさえ感じる。
私事で恐縮であるが、私は星野源が好きではなかった。むしろ嫌いの領域だった。星野源を知るきっかけは、妻のひと言から。
「星野源って、カッコいいよね」
なにやらテレビによく出てくるようになった星野源の魅力を、妻はいち早く見抜いていた。俳優業、音楽、ラジオ、本と様々なジャンルで活躍の場を広げていた星野源を、世間は「マルチな才能」と呼んでいた。
マルチな才能を持ち、世間からチヤホヤされ、人妻の心も奪ってしまう太陽の様な存在。そんな彼に嫉妬心を抱いていたのかもしれない。今思えば恥ずかしい限りで、当時の自分の頭をひっぱたき、星野源の本当の姿を教えてやりたい気持ちでいっぱいだ。
世間では、当時の私のように星野源を「苦も無くマルチな才能を持ち合わせた天才」と勘違いしている人も多くいると思うが、それは本当の彼の姿ではない。
星野源は、圧倒的な努力家で、決して諦めないマインドを持ち合わせた偉才であるから、天才に成りえた人物なのであろう。そして、バカな面も持ち合わせた天才である。
案外、間違っていないのかもしれんな。
星野源は、決して諦めない男
まとめ|星野源が天才である3つの理由
星野源が天才である理由を紹介しました。
私が星野源を知るきっかけになったのは、星野源のマルチな才能に対する嫉妬心から始まりましたが、彼を知れば知るほど、自分の浅はかさに嫌気がさすほど、星野源は努力家でした。圧倒的な努力家、そして、決して諦めない男。それが星野源の天才たる所以であると感じました。
そして、星野源は残念なことに、元は低スペックの持ち主でした。学生時代はバカでした。己のバカさ加減を面白おかしく自虐ネタとして紹介している著書もたくさんあります。是非、手に取って読んでみて下さい。
星野源はバカだけども、尊敬に値するバカで、バカを通り越すと天才の領域に達するのだと、私なりに結論付けました。
星野源のブレイクのきっかけとなったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、通称「逃げ恥」は、星野源の作品の中でも絶対に観て頂きたい作品の一つです。まだ観たことの無い方は、騙されたと思って是非一度見てみて下さい。人生観が変わること、間違いなしです。
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2021年5月19日、まさかの新垣結衣との結婚報道でしたが、実は星野源の本に新垣結衣へのラブレターっぽいコラムが載っていた件は、こちら↓
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。