中京競馬場の恐竜イベントへ参加してきました。
競馬場なのに、メインの競馬は開催せずに、子供向けイベントの恐竜ショーや恐竜の化石などが展示されるイベントです。
DINO-A-LIVE
超恐竜体験
リターンズ
という無料の恐竜イベントです。
イベントの目玉は、何と言っても
ユタラプトルとティラノサウルスの恐竜ショー
です。
近年、この手の恐竜ショーが日本全国各地で多く開催されていますが、ここまで恐竜を間近で観られるのは初めての体験で、とても楽しい時間を過ごすことができました。
それでは早速参りましょう。
迫力の体験を写真多めで紹介します。
Contents
ユタラプトル|実は卵泥棒では無かった!?
「ラプトル」の意味は、
卵泥棒
です。
恐竜に詳しくない方でも、映画「ジュラシックパーク」シリーズで観て記憶に残っている方も多いでしょう。
映画「ジュラシックパーク」では、小型のすばしっこい肉食恐竜を「ラプトル」と総称していたようです。
この「卵泥棒」という名前の由来は、もちろん、昔、恐竜がいた時代に、
ラプトルが、他の恐竜の卵を盗んで食べていた
ということが由来なのですが、近年、この説を覆す学説が出てきました。
それは、
ラプトルは、卵を盗んでいたのでは無く、実は自分が産んだ卵を温めていた
という説です。
この説の背景には、ラプトルの化石の近くにあった卵を分析したところ、ラプトルの卵であった、ということから話題になりました。
これまでは、「卵泥棒」と言うマイナスのイメージだったラプトルが、見方が少し変わっただけで「優しい恐竜」に早変わり。
物事の捉え方というのは、ちょっと視点が変わるだけで、ガラリと変わってしまうものなのですね。
ところで、ラプトルは全世界で様々な種類が化石で発見されています。
例えば、日本で初めて発見された肉食恐竜「フクイラプトル」もラプトルの一種です。
ラプトルの種類は、有名な物をざっと挙げると、
- リンヘラプトル(中国「リンヘ」のどろぼう)
- ベラキラプトル(速いどろぼう)
- ブイトレラプトル(コンドルのねぐらのどろぼう)
- アウストロラプトル(南のどろぼう)
- ギガントラプトル(巨大などろぼう)
- コンコラプトル(貝どろぼう)
と、キリが無いくらい沢山出てきます。
ちなみに上で挙げたラプトルは、全て小学館の図鑑NEO「恐竜」に載っているラプトルです。かなりマニアックな恐竜まで載っているので、観ていて飽きません。DVDも付いているので、子供と一緒に観るととても楽しいです。
\ おすすめです /
今回のディノアライブ恐竜ショーで出てきたラプトルは、
「ユタラプトル」(Utahraptor)
という種類のラプトルです。
「ユタ」と始めに付くので、お気付きの方もいると思います。
そう、アメリカ大陸の「ユタ州」で発見されたラプトルです。
白亜紀前期に生息した恐竜で、「ユタ州の泥棒」とも呼ばれるそうです。
ユタラプトルの全身は、羽毛で覆われていたようです。
恐竜の子孫は、現在の鳥類と言われていることもあり、見た目は、
鳥を大きくした恐竜
みたいな感じでした。
今回の恐竜ショーで観たユタラプトルでは、
目の色は、赤色
目の周りは、青色
と、かなり派手な風貌でした。
実際はどうなのでしょうね?
(恐竜の化石からは、さすがに目の色や肌の色までは分からないだろうし…)
ティラノサウルス|1年で800kgも成長する!?
ティラノサウルスは、言わずと知れた、白亜紀後期、最強の生物です。
T-レックスとも呼ばれたりしますね。
ティラノサウルスは、アメリカ大陸に生息していました。
ティラノサウルスの名前の由来は、
「テュランノス(暴君)」+「サウロス(トカゲ)」
から来ており、
暴君の爬虫類
と言う意味だそうです。
この日、トークイベントで出演された「恐竜くん」が教えてくれた情報によると、
ティラノサウルスは、1年で800kgも成長する
のだそうです。
1年で800kgという物凄い成長スピード。
逆に言うと、生まれた時は、そんなに大きくなかった、ということです。
恐竜の卵の大きさ|実は最大でも40センチ!?
トークイベントでお話してくれた恐竜くんによると、
大きな恐竜でも、卵の大きさは、
最大40cmほどしかなかった
ようです。
恐竜と言うと、
- 大型肉食恐竜のティラノサウルスは、11~13m
- 超大型恐竜のブロントサウルスは、22m
であったとされますが、そんなに大きな恐竜でも、卵はたった40cmしか無かったようです。
恐竜くん|今後、有名になっちゃうかも!
恐竜イベントのトークイベントでお話してくれた「恐竜くん」
とっても分かり易いトークで、子供も大人も楽しく恐竜について勉強することができました。
ご自身は、子供の頃から恐竜マニアだったそうで、恐竜が好き過ぎて、16歳で単身、カナダへ留学してしまったほどだとか。
その後、カナダの名門アルバータ大学で恐竜について学んだんだとか。
トークイベント自体は、15分ほどでしたが、とても楽しい時間を過ごせました。
既にテレビ出演はされているようですが、今後、さらに活躍されるかも!?
と思いました。
恐竜くんに興味が湧いた方は、恐竜くんの公式サイトをチェック↓
DINO-A-LIVE|無料イベントでこのクオリティはお得過ぎる!
今回の恐竜イベントの仕掛け人は、DINO-A-LIVEという恐竜イベント会社。
今回の中京競馬場のような、
客席と舞台が近い
客席に恐竜が突っ込む
みたいな迫力満点のイベントは、正直、初めて体験しました。
どうしても恐竜イベントと言うと、安全をみて、恐竜と観客の間には、柵やバリケードが張られていますが、今回のディノアライブの恐竜ショーは、そのような境目は無く、
しいて言えば、恐竜が通る通路にカラーテープが張られている程度。
一応、「テープからは出ないでください」と、ショーの初めにアナウンスされるも、
ショーが始まってしまえば、恐竜の方から観客に
絡む
からむ!
からむ!!
ここまで恐竜と近くで楽しめるイベントは、なかなか無いと思いました。
ディノアライブ、おすすめです!
DINO-A-LIVEの公式サイトは、こちら↓
まとめ|恐竜イベントは、観客と恐竜が近くて楽しい
小さい子供連れのファミリーなら、恐竜イベントは楽しめること間違いなしです。
今回参加した中京競馬場の恐竜イベントは、無料にも関わらず、最高に楽しめました。
ポイントは、
- お客さんと恐竜がめちゃめちゃ近い
- 恐竜がお客さんをいじる
とあって、思わず声が出てしまうほど大興奮でした。
出てくる恐竜のクオリティもとても高く、本物の恐竜のようでした。
恐竜くんによる、ユタラプトルとティラノサウルスの解説も、とても楽しく学べました。
今回、紹介したディノアライブと恐竜くんは、今後も注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。