こんにちは、オーディブル(Audible)を愛用して、かれこれ5年の管理人です。
オーディブルは、オーディオブック(聴く本)サービスの一つです。
今回は、オーディブルを5年使ったユーザー目線で、オーディブルの「良いところ」「悪いところ」と、管理人の感想を紹介したいと思います。
この記事は、こんな人に読んで欲しい記事です。
・オーディブルのサブスク(月額1500円で聴き放題)に入会しようか迷っている人
・長い間、オーディブルを使っている人の正直な意見を知りたい人
・長い間、オーディブルを使っている人が思う「良いところ」「悪いところ」の具体的な話を聞きたい人
この記事は、こんな人が書いています。
・オーディブル利用歴5年(2020年から)
・オーディブルで聴いたタイトル数: 155タイトル(2025年現在)
・オーディブルのバッジ: 12個
・オーディブルのリスニングタイム: 820時間以上
・オーディブルのリスニングレベル: マスター
・元は紙の本が好きな人だけど、オーディオブックも併用して本を読んでいる人。
では参りましょう。
オーディブルを5年使って分かった「良いところ」「悪いところ」!
あと、ついでに管理人の感想も紹介するので、興味のある方は参考にしてね!
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解約も簡単にできます。
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オーディブルを5年使って分かった良いところ、悪いところ

オーディブルを長い間、使っていると、「良いところ」と「悪いところ」がかなり分かり易く見えてきます。
5年も使っていると、当然、仕事や家庭の事情で一時的に退会することもありました。
でも、最終的には再入会して戻って来ていたりします…。
どんなジャンルのサービスでも、「良いところ」と「悪いところ」があるのは当然ですが、良いところが勝っていると、リピーターになるのではないでしょうか。
という訳で、どんな時に退会して、どうして再入会したかの理由についても、具体的に紹介していきますね。
オーディブルの良いところ
オーディブルの良いところは、たくさんあります。少し多いので、あなたの気になるところだけ読んで頂くだけでもOKです。
コスパが良い
オーディブルは、コスパが良いです。
具体的には、オーディブルのサブスクリプション(月額1500円の聴き放題サービス)です。
月に2冊以上聴くと元が取れます。
例えば、紙の本を月に2冊読むとしましょう。その本が新書や単行本で1冊1500円だとすると、2冊で3000円なので、オーディブルのサブスクの方が断然お得です。
また、紙の本でも文庫本などの安価な本は、1冊700円ほどで買えます。この場合は2冊で1400円となり、若干オーディブルのサブスクの方が高くなりますが、その辺は誤差です。損をするのが悔しい場合は、3冊聴きましょう。
何より自分の気になる本を手あたり次第、読み漁れるという優越感。
手に取った本がイマイチでも、すぐに次の本へ乗り換えられる罪悪感の無さ。
紙の本を買うよりも、失敗を恐れることなく本を選べる安心感。
月にたった1500円のサブスクを選択するだけで、快適に読書することができます。
オーディブルを使うなら、サブスク一択で問題ありません。
隙間時間や家事をしながらの「ながら聴き」ができる
オーディブルを使うと、耳で聞き流すだけでよいので、隙間時間や家事をしながらの「ながら聴き」ができます。
例えば、会社へ出勤している時も、昼休みや休憩時間に紙の本がなくてもスマホ1つでオーディブルを聴くことができます。
また、プライベートの時間では、家事をしながらの「ながら聴き」、ウォーキングをしながらの「ながら聴き」ができます。
紙の本を持ち歩くよりも、各段に読書のハードルが下がります。
オーディブルの様々なシチュエーションでの使い方については、以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にして下さい。

読み放題のサブスクなので、様々な本を読める
オーディブルのサブスクに入会すると、様々な本を聴くことができます。
スマホのアプリに次々と新しい本が追加されるので、読みたい本がなくなる、なんてことは一度もありませんでした。
逆に読みたい本が常に5冊以上ストックされている状態で、本を聴いています。
多くの本屋大賞ノミネート作品を聴ける
オーディブルのサブスクを利用していると、どれも面白そうな本ばかりで、どの本から聴こうか迷うことも多々あります。
そんな迷った時は、ひとまず
「本屋大賞ノミネート作品」
を読むのも良いと思います。
必ずしもあなたの好みの本でないこともありますが、本を売るプロである書店員さん達が選んだ本なので、ハズレは少ないと思います。
管理人も本屋大賞ノミネート作品を読んだことをきっかけでファンになる作家さんもたくさんいます。
例えば、2024年の本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」です。
「成瀬は天下を取りにいく」で宮島未奈さんのファンになり、続編の「成瀬は信じた道をいく」や、「婚活マエストロ」も一気に読みました。
宮島未奈さんの作品は、主人公がとても魅力的で、どこか掴みどころのない性格だけど、読み進めていくと、実はすごく人間味のある内面を持っているところが好きですね。
読んだことのない新しいジャンルの本に出会える
オーディブルのサブスクに入会すると、様々なジャンルの本に気軽にトライすることもできます。
オーディブルには、例えば以下のようなジャンルの本があります。
・文学、フィクション
・ビジネス書
・自己啓発
・ミステリー
・ラノベ(ライトノベル)
・歴史
・語学学習
あなたもまだ読んだことのない本のジャンルがあるのではないでしょうか。
食べ物の世界では「食わず嫌い」がありますが、本の世界でも「読まず嫌い」なるものがあるような気がしています。
例えば、管理人の場合、「ラノベ(ライトノベル)」がまさにそれでした。
学生時代は読んだことがなかったラノベに、オーディブルで紹介されていたのを偶然目にし、何となく聴いてみたところ、
これが面白い。
おっさんになって初めてラノベの面白さに気付きました。
こんな感じで、何気なく目に留まった本が出会いとなって、新たなジャンルの本を楽しめる。人生、得した気になりませんか?
ちなみに、管理人が衝撃を受けたラノベは、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」です。
まだ読んだことが無い方は、是非、オーディブル版の「やはり俺の~」を聴くのをおすすめします。
自分に合わない本は、途中であきらめても財布にダメージを受けない
オーディブルのサブスクを利用すると、自分に合わない本は、途中であきらめても一切あなたの財布にダメージを受けません。
気になる本は、とりあえず好奇心にまかせて読んでみて、自分がイマイチだと感じたら途中で読むのを止めても構わない。
これがストレスフリーで読書できる秘訣です。
ナレーターの朗読技術に感動する
オーディブルを利用すると、本を朗読するナレーターの技術力に感動することがよくあります。
特に登場人物の多い小説では、キャラクターの声を使い分ける技術力に感動します。(ナレーターによっては、ほとんど使い分けしていないナレーターもいますが…)
例えば、サブスクで聴ける「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」のナレーターは二人で、男役は、石井 一貴さん、女役は、戸田 めぐみさんが担当し、それぞれ5人以上のキャラクターを演じています。
一人でそんなに多くの役を演じるのであれば、同じ声になってしまうと思ってしまうのですが、別人がしゃべっているように聞こえます。
紙の本では体験できないオーディオブックならではの特徴だと思うので、ナレーターの声にも注目して聴くと楽しいと思います。(逆にイマイチに感じてしまうナレーターもいますが…)
簡単に退会できて、簡単に再入会もできる
オーディブルのサブスクは、簡単に退会できて、簡単に再入会もできます。
退会の方法は、とても簡単で、スマホやパソコン1つあれば3分で退会できます。
逆に、退会後にまたサブスクに再入会したい場合も、同じくスマホやパソコン1つで簡単に再入会できます。
オーディブルの親会社は、Amazonなので、退会手続きに良心的なのはAmazonと同じですね。Amazonプライム会員の退会手続きも簡単にできます。
退会する時は、退会手続きした後も料金を支払った月終わりまできっちり本を聞くことができる
もし、オーディブルのサブスクを退会するとなった場合でも、支払った月の分は、退会手続きをした後もきっちり聴くことができます。
こちらもAmazonプライム会員やAmazon Music会員と同じで、とても良心的ですね。
こういった細かな配慮がリピーターを生むのでしょう。
本棚のスペースを必要としない
これはオーディブルに限らず電子書籍でも言えることですが、部屋の本棚のスペースを必要としません。
本好きのあなたも同じような悩みを持たれていると思いますが、リアルの世界では、本が増え続けると同時に、本棚問題に直面します。
贅沢な本棚スペースがあっても、本棚は有限です。そのうち本の置き場が不足します。
そんな時、本を手放さなければいけません。
これがなかなかできない。
どれも大切な本です。売っても大した金額にならないので、であれば手元に置いておきたい。でも本棚が…。無限ループに突入です。
今や世界的ベストセラーとなった「人生がときめく片づけの魔法」(著者 近藤麻理恵さん)にも、人が捨てられない物ベスト3に入るのが「本」であると書かれています。
本には、不思議な力が宿っているのでしょうか。
「人生がときめく片づけの魔法」には、本の捨て方についても、丁寧にレクチャーしてくれているので、気になる方は是非、「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみて下さい。
こちらは紙の本で一家に一冊常備を推奨したいレベルの本ですが、オーディブルのサブスクでは、無料で聴けてしまします。オーディブルさん、太っ腹です。
オーディブルの悪いところ
オーディブルの悪いところは、正直、少ないですが、5年使って気になったポイントを紹介したいと思います。
もし、あなたが以下に紹介するオーディブルの悪いところを「これは我慢ならん!」と思うようでしたら、オーディブルのサブスクを利用するのは控えた方が良いと思います。
読み返すのが難しい
これはオーディブルに限らず、オーディオブック全般に言えるのですが、本をある場面まで読み返すのが難しいです。
読み返すのは、スマホ画面上で時間バーをタップするだけで簡単に読み返すことはできるのですが、「ココをもう一度読み返したい!」というページをピンポイントで探すのが難しいです。
紙の本の場合、文章を目で追えば、読み返したいポイントに比較的簡単にたどり付けるのですが、オーディオブックでは情報が少ないため、読み返すのが難しい、となる訳です。
小説で登場人物が多い場合、相関図を確認したくなる
上で紹介した「読み返すのが難しい」と重複するのですが、小説で登場人物が多い場合、登場人物の名前と相関関係を頭の中で整理できず、
「これはどういう人だっけ?」
と混乱することもよくあります。
そんな時、紙の本であれば読み返して登場人物の相関関係を整理できるのですが、オーディオブックではこれができません。
例えば、オーディブルにPDF(説明図)が付録で添付されている本がたまにありますが、小説では、PDFで登場人物の相関図をつけてもらえると助かるなぁ、と思う今日この頃です。
登場人物の相関図くらいであれば、ネタバレにはならず、読者の理解を助けてくれるので良いと思うのですが、オーディブルの関係者様、いかがでしょうか…。
「コスパが悪い」と感じる人もいるらしい
オーディブルのサブスクは、人によっては、コスパが悪いと感じる人もいるようです。
確かに月に1冊しか読まない人や、1冊すら読まない人は、コスパが悪い、と当然のように思いますよね。
しかし、オーディブルの場合、紙の本と違って隙間時間や「ながら聴き」ができるので、紙の本と比べて読書時間が大幅に増えます。
紙の本を読むのが遅い、と感じている方は、ぜひ無料体験の30日間だけでもオーディブルを聴いてみて下さい。きっと新たな発見があると思います。
サブスクでは聴けない本もある。
オーディブルのサブスクでは、ほとんどの本が聴き放題ですが、中にはサブスクの対象外の本もあります。
例えば、岸見一郎さんと古賀史健さんの著書「嫌われる勇気」です。
言わずと知れた大ベストセラーの本で、2013年に発売されて以来、12年も経った2025年現在も売れ続けている、日本へ「アドラー心理学」を広めた本です。
2025年現在、オーディブルのサブスク対象外となっている「嫌われる勇気」を読みたい場合は、有料でオーディブル本を購入するか、もしくは本屋さんで紙の本を購入するか、しかありません。
このように、オーディブルはサブスクに入会しなくても、個別で本を買うことも可能です。ですが、基本的にはサブスクの入会をおすすめします。
理由は、上の「オーディブルの良いところ」でも説明したように、サブスクで聴ける本だけで十二分に楽しめるためです。管理人が5年使ってみて、「この本が読めなくて不満爆発!」と思ったことは一度もありません。
オーディブルを5年使ってみた感想

ここでは、管理人がオーディブルを5年使ってみた感想などを紹介します。
オーディブルに入会した理由
管理人がオーディブルに入会した理由は、以下の5つです。
・紙の本(電子書籍も含む)を読むのが好きだったから。
・もともとAmazonのサービス(Amazonプライム)を使っており、Amazon子会社のAudibleを使うのに抵抗がなかったため。
・使っていたAmazonのサービスに満足しており、アマゾン系のオーディオブックであれば自分に合うと思ったから。
・毎月10~20冊の本を読んでいたので、月額料金1500円の元を取れると思ったから。(2020年当時から現在の2025年では、サービス内容が大きく変わっており、現在の新しいサービスであれば、さらにお得感が増しています。詳しくは後述します)
・聴く本は、紙の本と違って物理的なスペースを要しないため。
管理人は、2020年に初めてオーディブルに入会しました。
当時も「初めての人は無料体験」があり、気になっていたので軽い気持ちで無料体験を利用しての入会でした。
正直なところ、
紙の本にはかなわないだろう
と思っていました。
なので、つまらなかったらすぐに退会しようと思っていました。
しかし、予想に反して、「これは良いかも」と自分の中ではかなり良い印象を持ちました。
オーディブルを5年使ってみた正直な感想
率直に、オーディブルに入会して良かったと思っています。
2020年当時は、正直、買ってでも読みたい本がなければ、退会して、どうしても読みたい本があれば、1か月だけ再入会すれば良いと思っていました。
理由は、当時はサブスクではなかったためです。
(月額1500円で1コインをもらえるコイン制度。1コインで本を1冊購入できる。2022年に廃止。今思い返すと、コイン制度は魅力に欠けますね…)
しかし、2025年現在では、月額1500円のサブスク、つまり聴き放題です。
何冊聴いても1500円は破格だと思います。
コスパ最強!
コスパが良いことの他にも、上記の「オーディブルの良いところ」で挙げたようなメリットがたくさんあるので、現在の料金体系であれば、使わない手はない、と思っています。
本を手軽に聴けるので、日常生活の充実度が増す。
私の中では、これが一番ですね。
気軽に退会もできる
日常生活を送っていると、仕事や家庭の事情で、本を読む余裕さえなくなってしまうことも時にはあります。
管理人も本は大好きですが、仕事や家庭の事情で読めなくなる時期もありました。
初めに退会したのは、サブスクが無かったコイン制度の時代です。
無料体験の30日を終えて、「この本をオーディブルで聴きたい!」という本が無かったので、一度、退会しました。
その後、聴きたい本が出たら再入会して、またどうしても聴きたい本が無くなると、また退会しました。
そんな調子で、再入会したり退会したりを繰り返していたのですが、2022年に「サブスク(1500円で聴き放題)」が始まりました。
「これはコスパ良すぎでは!?」
と思い、すぐに再入会しました。
以降、基本的には入会した状態が多かったのですが、時には仕事でへとへとになり、何もやる気が起きない時期や、家庭では子供の世話でへとへとになり、これまた時間があればとりあえず睡眠時間の確保が最優先、なんて時期もあり、オーディブルを退会してお休みしていた時期もありました。
今は、何とか復活して、まっとうな生活をしているので、オーディブルを楽しめています。
オーディブルを退会するのは、スマホやパソコン1つあれば、簡単にWEB手続きのみでできます。
もちろん、電話連絡が必要ということもありません。
自分のペースで気軽に退会も再入会もできる。
それがオーディブルの良いところです。
Amazonプライム会員も同じく、パソコン1つで簡単に退会、再入会できるので、アマゾン系のサービスは、どれも良心的だな、と思っています。
Audibleの解約方法の記事も参考にして下さい。

まとめ|オーディブルを5年使って分かった良いところ、悪いところ、感想

オーディブルを5年使って分かった良いところ、悪いところ、おまけに管理人の感想も紹介しました。いかがでしたでしょうか。
管理人の思うオーディブルの「良いところ」は、以下が大きいと感じています。
・第1に、コスパが良い(サブスクで聴き放題)
・第2に、「ながら聴き」できる
・第3に、サブスクで聴ける本のラインナップが十分すぎるほどに多い
・第4に、気軽に退会して、また再入会できる
・第5に、部屋の本棚スペースを必要としない
逆にオーディブルの「悪いところ」は、ほとんど無く、強いて言えば、読み返しがしにくいので、小説の登場人物が多い時に混乱することがあるくらいです。
コスパが悪いという意見もあるようですが、個人的には全く逆で、月に2冊以上読む人は、紙の本を買うよりお得なのは明らかですもんね。
一方、読書のペースは、ひとそれぞれなので、時間が取れないと、確かにオーディブルのサブスク1500円は高いと感じてしまうかもしれません。
でも、オーディブルは「聴く本」です。
通勤中の「ながら聴き」や、家で洗濯物をたたんでいる時も「ながら聴き」ができます。
あなたの生活のありとあらゆる所で、人生を充実させてくれる読書体験ができるのです。
この機会に、無料体験の30日間だけでもオーディブルを試してみてはいかがでしょうか。
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解約も簡単にできます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

