今回は、本「ウォーキングの科学~10歳若返る、本当に効果的な歩き方~」を紹介します。
管理人も毎日ウォーキングをしていますが、どんな歩き方が正解なのか分からないまま、なんとなく自己流で歩いていました。
そんな中、この本に出合いました。
実践的でとても役に立ったので、健康に気を使っているあなたに、是非読んで欲しい一冊です。
この記事は、こんな人に読んで欲しい記事です。
- ウォーキングの効果を高めたい人
- ウォーキングを始めたい人
- 体力をつけたい人
では、参りましょう。「ウォーキングの科学」ってこんな本!
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「ウォーキングの科学」も無料で聴ける!
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「ウォーキングの科学」のおすすめポイントを要約して紹介!

(1-1)「ウォーキングの科学」のおすすめポイント
毎日、ウォーキングを頑張っているけど、なかなか効果を感じない。
とお悩みのあなたは、今、この本に出合えて幸せです!
毎日、健康のためにウォーキングしている人、いますよね。
管理人もそのうちの一人です。
でも、正直、何が正しいウォーキングの仕方なのか分からず、なんとなく歩数だけ稼ぐ感じで歩いていたんですね。
実は、
なんとなくゆっくり歩いても、体力向上には効果が無いかも!?
なんてことがサラッと書かれているんですねー。この本には。
しかも科学的に。
今ならまだ間に合います。正しいウォーキングの仕方を丁寧に教えてくれる本。
それがこの本「ウォーキングの科学」です。
あなたがいつも頑張っているウォーキングは、本当に正しいやり方なのか?
それが分かるのが「ウォーキングの科学」です。
(1-2)「ウォーキングの科学」の要約をサクッと紹介!
「ウォーキングの科学」は、ウォーキングの専門家である
能勢博(のせひろし)さん
が著者の本です。
能勢博さんは、信州大学の特任教授で、ウォーキングの常識を変えた
「インターバル速歩」
を開発したすごい人。
大学の研究結果(エビデンス)に基づいた正しいウォーキングの仕方を丁寧に教えてくれる本です。
特に「インターバル速歩」のやり方は、覚えておいて損はしません!
「ウォーキングの科学」は、ウォーキングの専門家である能勢博さんが提唱する「インターバル速歩」のやり方を丁寧に教えてくれる本。
効果的なウォーキングの仕方

では、効果的なウォーキングの仕方とは、どんなものなのか?
それが「インターバル速歩」という歩き方です。
詳しく見ていきましょう。
(2-1)インターバル速歩とは
「インターバル速歩」とは、この本の著者である能勢博さんが提唱しているウォーキングの仕方です。
能勢博さんは、信州大学の特任教授で、10年間という長い時間をかけてデータを集め、分析した結果、編み出されたのが「インターバル速歩」というのです。
(2-2)インターバル速歩のやり方
ここでは、インターバル速歩の大まかなやり方を紹介します。
・大股で歩く。(かかとから着地する)
・3分間の早歩きをする。
・その後、3分間のゆっくり歩きをする。
・3分間の早歩きとゆっくり歩きのセットを何度も繰り返す。
・早歩きの1日の合計が15分以上になればOK
・早歩きの1週間の合計が60分以上になればOK
・インターバル速歩を2か月続けると効果が表れ始める
詳細は、本の「ウォーキングの科学」を読んでみて下さい。とても丁寧に教えてくれます。
(2-3)「インターバル速歩」は、変形性膝関節症の改善にも効果があるらしい
みなさんの中には、「変形性膝関節症」を患っている方もいるのではないでしょうか。
かく言う管理人も、変形性膝関節症を患っている人です。
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減るなどして、歩行するときに膝に痛みを伴う病気です。
一般には年配の方の病気として知られていますが、バスケットボール選手、サッカー選手、バレーボール選手など、膝に高い負荷を伴うスポーツを長年経験している人も、若くして発症する場合があると言います。
変形性膝関節症を患っている人は、膝に負担が掛かると痛みを生じるので、早歩きを嫌う傾向にありますが、この本では、
変形性膝関節症の方こそ、インターバル速歩をしよう!
とおすすめしています。
どうやら、変形性膝関節症は、筋肉を使わないと、その症状が進んでしまうため、筋肉をつけるのが大切ということらしいのです。
そして、インターバル速歩を実践すると、足腰に筋肉もつくので、症状の進行を遅らせることもできるようなのです。
よし、今日からインターバル速歩を実践しよう!
(案の定、膝に痛みを覚え、3分間はできませんでした…。初めのうちはできる範囲で、1分間の速歩からにしようかな…)
「インターバル速歩」は、変形性膝関節症にも効くらしい!(無理はしないで下さいね)
ウォーキングの科学

ここでは、本「ウォーキングの科学」の中で、管理人が気になったポイントを紹介します。
(3-1)ウォーキングのエネルギー源
ウォーキングのエネルギーは、グリコーゲン。
マラソンのエネルギーもグリコーゲン。
とのことです。
ちなみに、グリコーゲンは、ブドウ糖が人間の体内に貯蔵される時の形態のもの。
ブドウ糖は、糖質の一種。
糖質は、炭水化物の中でもエネルギー源になるもの。
炭水化物の代表的な食べ物は、白飯。
つまり、人間の体内に蓄えられるグリコーゲンは、白飯みたいなもの、ってことね!
ちなみに、体内に貯蔵されるグリコーゲンは、具体的には、肝臓と筋肉に蓄えられるそうです。
マラソンのトップアスリートは、おおよそ、
・肝臓: 100g
・筋肉: 500g
のグリコーゲンが蓄えられているそうです。
マラソン選手は、体内に一般人の約2倍のグリコーゲンを蓄えられるという。
つまり、単純に一般人はマラソン選手の半分しか走れないという訳です。
ウォーキングのエネルギー源は、グリコーゲンで、肝臓と筋肉に蓄えられている。
(3-2)ウォーキングの筋肉
ウォーキングで使われる筋肉は、遅筋と呼ばれる白い筋肉だそうです。有酸素運動で使われる筋肉です。
一方、100m走などは、速筋と呼ばれる赤い筋肉だそうです。無酸素運動で動くようです。
・速筋: 酸素を使わない代謝系。色は、白い。
例: ニワトリの肉、ヒラメの肉
・遅筋: 酸素を使う代謝系。色は、赤い。
例: 牛の肉、マグロの肉
ちなみに、ヒトは、速筋と遅筋の両方を持つハイブリッド型だそうです。
ウォーキングでは、遅筋を使う。遅筋は、白い筋肉で有酸素運動をする。
(3-3)「1日1万歩が健康に良い」は間違い!?
この本で紹介されていた内容で、目を引く内容はたくさんあります。
例えば、
一般によく言われる「1日1万歩」や「1日6000歩」などは、実は科学的には効果があると証明されている訳ではない
ようなのです。
大切なのは、歩数ではなく速歩であること。
要するに、のんびり1万歩を歩いても、体力向上にはあまり意味はなく、負荷の高い速歩で合計15分歩いた方が効果的ということです。
その他にも、「へぇ、そうなんだ」と思わずうなってしまう事実がたくさん出てきます。
・ゆっくり歩きは、体力の向上に効果が〇〇。
・早歩きは、体力の向上に効果がある。
・週平均の早歩き時間が〇〇時間以上の場合、体力の向上は頭打ちになる。
・ウォーキングが続かないのは、あなたの遺伝子が〇〇であるため!?
※〇〇の部分は、本を読んであなたの目で是非確かめて下さい!
とても興味深い実験結果が書かれているので、是非、読んでみて下さい。
あなたの毎日のウォーキングが効果的にできて、きっと役立ちますよ!
ウォーキングを習慣化したい方は、こちらも参考にして下さい。習慣化するには21日間継続することが大切なことなど紹介する記事です↓

まとめ|「ウォーキングの科学」を読んで

本「ウォーキングの科学」を紹介しました。いかがでしたでしょうか。
いろいろと衝撃的な事実が盛りだくさんですが、ポイントをいくつか要約すると、次の通り。
- ゆっくり1万歩は、体力向上にはあまり効果が無い。
- 「インターバル速歩」が最強!
- 1日合計15分、1週間合計60分以上の早歩きをすればOK
- 詳細はやっぱり本を読んでね!
近年、健康ブームでウォーキングする人が増えていますよね。
せっかくウォーキングするなら、正しいやり方で、効果的なウォーキングをしたいですね。
管理人も無理のない範囲でインターバル速歩を実践します。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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