喜多川 泰(きたがわ やすし)さんの作品「いただきます。」をAudibleで聴きました。
人生の価値観が変わるほどの名著でしたので、感想を紹介します。
この記事は、こんな人におすすめの記事です。
- 喜多川泰さんの作品に興味がある人
- 人生の価値観を変えるほどの名著を読みたい人
- Audible限定の本で良い作品を探している人
この記事は、こんな人が書いています。
・喜多川泰さんの作品が好き。
・喜多川泰さんの本「ライフトラベラー」を読んでファンになる。
・Audibleを2020年から愛用し、好きな作家と出会うと、その作家さんの本をとことん読み漁って、さらに好きになる人。
では、参りましょう! Audible限定の本「いただきます。」の感想!
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Audible限定「いただきます。」の感想と概要

「いただきます。」の感想
結論から言いますと、「いただきます。」は、今すぐに読んで欲しい名著です。
本のタイトルを見た第一印象は、
のんびりした人情物語かな?
と予想していましたが、見事に良い意味で裏切られました。
確かにミステリーやハードボイルドな物語ではないのですが、若者と守衛のおじいさんの「ほんわかストーリー」と思い込んでかかると、そのギャップに驚かされます。
ネタバレにならない程度に抑えて書きますと、主人公の翔馬は、若干19歳ではあるものの、すでに人生の負け組を自負していました。
そんな中、バイト先の大学の守衛で、二人のおじいさんの同僚、松原と籔島に出会います。
小柄で温厚な松原と、色黒で頑固そうな籔島。
見た目も性格も違う二人の老人と時間を共にすることで、いつしか翔馬は影響を受け始めます。
人生の大ベテランである松原と籔島の深みのある言葉が目白押しです。
人生の価値観を激しく揺さぶられ、初めはショックを受けますが、最後は、心地よい気持ちにさせてくれるので、ご安心を。
「いただきます。」は、守衛のおじいさんが出てくる和やかな物語と思いきや、そのおじいさん達の深みのある言葉で、人生の価値観を変えるほどのインパクトのある物語である。
「いただきます。」の概要
Audible限定作品(紙の本は発売なし)
喜多川泰さんの作品「いただきます。」は、紙の本や電子書籍では発売されていない作品です。
はい。実は、Audible限定の本というのは、以下の2種類が存在します。
- 紙の本は発売されているが、「他のオーディオブックサービスでは配信されていない本」という意味での「Audible限定」
- 紙の本も発売されておらず、Audibleでしか読めない(聴けない)オリジナルの本、という意味での「Audible限定」
多くの場合、①のAudible限定の本ですが、今回の「いただきます。」は、②のAudible限定の本で、珍しいタイプの本です。
管理人もこのような完全オリジナルのAudibleの本には、なかなかお目にかかることはありません。
完全オリジナルのAudibleの本と言うと、この他に東野圭吾さんの作品「誰かが私を殺した」も②のAudible限定本です。
今後は、このような完全オリジナルのAudible限定作品が増えてくるかもしれませんね。
もちろん、Audibleのサブスクに入会していれば、無料で聴けます。
「いただきます。」著:喜多川泰 は、Audible限定作品。
紙の本は、発売されていない珍しい本。もちろん、Audibleサブスク会員であれば無料で聴ける!
2025年の作品
- 著者: 喜多川 泰(きたがわ やすし)
- 本のジャンル: 小説。管理人は、自己啓発本の側面も大きいと考えています。
- Audibleの配信開始日: 2025/2/28
登場人物
- 翔馬(しょうま): 主人公。19歳。何をやるにしても長続きしない飽きっぽい性格。
- 松原(まつばら): 定年退職後に警備員のアルバイトをしている高齢者。体が小さい。
- 籔島(やぶしま): 元・漁師。松原と共に警備員のアルバイトをしている高齢者。
- 天野(あまの): 何をやるにしてもエネルギッシュな謎の男。
- ツザキ ジュン: 通称「ギンガム君」。大学1年生。いつも一人でいる。いつも守衛であいさつするおとなしい子。
- ホシノ シオリ: 通称「ゾウちゃん」。大学1年生。いつも人に囲まれている人気者。いつも守衛にあいさつする元気な子。
物語のあらすじ
主人公の翔馬は、商業高校を卒業して正社員ではなくアルバイトを点々と変える、いわゆる何をやるにしてもすぐに投げ出す飽きっぽい性格の子。
ある日、警備員のアルバイトで大学の守衛を担当することになり、高齢者の松原、籔島、そして、妙にエネルギッシュな謎の男 天野を含む4人で守衛の仕事をすることに。
この出会いが翔馬の人生の価値観を変えるきっかけとなる。
「いただきます。」を読んで欲しい年齢層

若い世代(19歳~25歳)
「いただきます。」を一番読んで欲しいのは、若い世代の人です。
主人公の翔馬と同じ19歳はもちろん、大卒の23歳から院卒の25歳までが特に読んで欲しい年代ですね。
主人公の翔馬の目線で、松原や籔島との会話を楽しんで下さい。
管理人も若いころに、この本に出会いたかった…。
定年退職の世代(60代~)
次に読んで欲しい年代は、松原や籔島の世代、定年退職世代の方々です。
主人公の翔馬へ、アドバイスする立場の松原や籔島の目線に立って、翔馬の成長する姿を楽しんで下さい。
全ての世代
というか、ぶっちゃけ全ての世代に読んで欲しい作品です。
「幸せ」の意味、「いただきます。」の意味、「人生の価値観」を見直す、どれを取っても遅すぎることはありません。
今、読んで欲しい作品です。きっと全ての年代に刺さります!
「いただきます。」は、全ての世代に読んで欲しい名著です!
「いただきます。」をおすすめしたいポイント

「こうなりたい!」と思える人に出会う
主人公の19歳の翔馬は、物語の中で心の底から「こうなりたい!」と思える人に出会います。
それが警備員のアルバイトの同僚、松原と籔島という2人の老人です。
今までの自分の人生を振り返ってみて、心の底から「こうなりたい!」と思える人がいただろうか?
運命の出会いについて、考えさせられる、そんな本です。
あなたは今までの人生で「こうなりたい!」と思える人に出会えましたか?
すぐに諦めてしまう性格
主人公の翔馬は、すぐに諦めてしまう性格です。
何をやるにしても長続きしない。
あなたもそんな一面があったりしませんか?
飽きっぽい性格を直さなくては、と気付きを与えてくれます。
「いただきます。」の意味を学ぶ
本の題名にもなっている「いただきます。」は、とても深い意味を持っています。
これについては、是非、ご自分の耳で聴いて、その深い意味を味わってください。
人生観が変わります。
「いただきます。」の意味を知ると、人生観が変わる。
「幸せ」の意味を学ぶ
「幸せ」とは何か?
簡単なようで究極の問いのような気もします。
松原と籔島、そして天野が教えてくれます。
普通の学生生活、会社生活を送っているだけでは、気付かないであろう究極の答えが、この本には込められています。
「幸せ」の意味についても、是非、あなた自身の耳で聴いてみて下さい。
「いただきます。」では、「幸せ」の意味も学べる。
人生の価値観を学ぶ
私は何のために生きているのか。そんな壮大なテーマまで踏み込んで、ヒントを与えてくれる。それが「いただきます。」です。
著者の喜多川泰さんの人生観には、いつも感服してしまいます。
「いただきます。」には、人生の価値観を変えるほどのメッセージ性がある。
まとめ|喜多川泰さんの「いただきます。」を読んで

喜多川泰さんの「いただきます。」の感想を紹介しました。いかがでしたでしょうか。
主人公の翔馬は、警備員のアルバイトで、松原と籔島という2人の老人警備員と出会います。
この出会いが運命となり、翔馬の人生観が変わっていきます。
Audibleを聴き進むにつれ、主人公と共にあなた自身も人生観が変わっていく不思議な感覚をお楽しみください。
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ここで、少し宣伝をさせて下さい。
本作品は、紙の本の発売はされておらず、Audible限定という珍しい本です。
喜多川泰さんのファンの方は特にですが、この機会にAudibleを試してみて下さい。
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今後も喜多川泰さんの作品を楽しみましょう!
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最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
